2026年04月18日(土)

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政治 : 下松市のニュース

「骨格」ながら一般会計216億7千万円 新年度当初予算案発表 国保税引き下げ、英語版ごみ出しアプリ

  • 予算案を説明する国井市長

 下松市は4日、新年度の当初予算案を発表した。国井市長の任期が4月24日で満了になるため、市長の政策的な事業を除く「骨格予算」で前年度を下回ったが、それでも一般会計は7年連続で200億円台を割り込まなかった。予算案は13日(木)に開会する3月定例議会に提案される。

 当初予算案は市役所5階会議室で開かれた記者会見で国井市長が発表した。市長は「骨格予算ではあるが、すべての世代が住みよさと満足度を実感できるよう、まちの創生につながる予算編成にした」と説明した。

 目玉政策は国保税を4月分から1人当たり平均で年額約3千円を引き下げることで、国保基金から3千万円をねん出して実現する。市内に約800人いる外国人住民のごみ出しを支援する英語版のごみ分別アプリ(95万7千円)を新設する。

 一方で、下松フィルムコミッション(下松FC)が長年に渡って取り組んできた下松をテーマにした映画の制作は、市がこれまでFCに支出してきた助成金を今回は見送った。玉井哲郎企画財政部長は「FCの活動は継続すると聞いているが、市の予算として助成金は計上しなかった」と説明した。

■経常収支比率は悪化、公債費負担比率は最良

 一般会計は216憶5千万円で、前年度当初予算比で8億5千万円(3・8%)減。主な投資的事業には地域交流センター(ふくしの里)改修事業(1億5200万円)▽都市計画道路大海線道路新設事業(1億3575万1千円)▽旗岡市営住宅建設(4億9640万円)▽下松小建設第2期工事(4億137万3千円)がある。

 4特別会計の規模は計117億2500万円で、前年度当初予算比で7300万円(1・4%)増と、ほぼ横ばい。

 国保は54億3800万円▽介護保険は52億600万円▽後期高齢者医療は10億300万円▽国民宿舎は7800万円。

 企業会計は、水道事業は22億4946万4千円▽工業用水道事業が2億9101万8千円▽簡易水道事業が2855万2千円▽公共下水道事業が27億4057万4千円。

 一方、財政指標は財政の弾力性を示す経常収支比率が前年度当初予算比で0・9ポイント悪化して105・1%になった半面、実質公債費比率は県内13市では最良の4・0%を計上。明暗分かれる指標の中で、慎重な中でも積極的な財政運営が求められる。

■行革効果で財調取り崩しは減少

 基金残高も毎年のように大幅に減少。2013年には80億円台だった基金積立金の残高が、新年度では25億7107万7千円の見通し。新年度は財政調整基金から4億5千万円を繰り入れるが、玉井部長は「行政改革を進めた結果、前年度の取り崩し額8億円から大幅に減額できた」と行革の効果を説明した。

 主な新規事業は次の通り。

 ハード事業=東陽コミュニティセンター改修(100万円)▽勤労者総合福祉センター改修(1千万円)▽農道橋架け替え(210万円)▽温見ダム共通水路長寿命化対策(4620万3千円)▽私立幼稚園整備費補助(2081万8千円)▽花岡公民館改修(600万円)

 ソフト事業=国土強じん化地域計画策定(750万円)▽地域防災計画策定(400万円)▽交通系ICカード整備費負担金(31万6千円)▽移住支援事業補助金(460万円)▽大学等開設補助金(4千万円)▽国勢調査(2275万円)▽子育てのための施設等理容給付費補助(5071万7千円)▽下松赤谷土地改良区支援(210万円)▽栽培漁業センター管理運営(1億6700万円)▽ものづくりのまち推進シンポジウム(320万円)▽市観光協会交付金(1500万円)▽NET119緊急通報システム(153万7千円)▽中学校部活動指導員(33万2千円)

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