2021年11月30日(火)

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政治 : 下松市のニュース

3回連続低調な前哨戦に? 来年4月の改選まで5カ月 現職の最年少は51歳、高齢化進む

 来年4月3日(日)告示、10日(日)投票の下松市議選(定数20)まで、あと半年を切った。現職議員19人のうち数人の引退が予想される一方、出馬を明らかにしている新人は15日現在で女性1人だけ。同市議選は過去2回、告示の直前まで無投票が予想される事態が続いている上、投票率は40%台と低迷しており、今回もどうなるのか不透明な状態だ。(山上達也)

新人は現時点で女性1人

 同市は県内の市町で唯一、人口の微増が続いていることもあり、議員定数の削減を求める声は議会内でほとんど上がらず、市民からも議会に定数削減の要望は出ていない。

 現在のところ引退を明らかにしているのは2期目の阿武一治議員(72)=南花岡=だけ。かつて西京銀行で会長を務めた経済通だが「2期8年で引くことは内心決めていた。後継者の指名はしない」と話している。

 一方、新人は中央町の星プラザで喫茶店「オリエンタル」を経営する斉藤マリ子さん(70)=栄町=が出馬の意向だ。斉藤氏は「経営で苦労した経験を市政の発展に生かしたい」と意気込む。

斉藤氏

 今後、現職議員がいる公明党、日本共産党、幸福実現党は公認候補を発表する見通しで、現職の続投か新人との交代かが注目される。企業・労組系は現職議員を抱える日立製作所笠戸事業所の動向が焦点。任期途中に辞職した現職議員を抱えていた中国電力下松発電所は独自候補の擁立はしないと見られる。

下松市議会は過半数が70歳代

 一方、議員の年齢分布を周南3市で比較すると、下松市は20代〜40代の議員が全くいないことがわかる。最多の年代も下松市は70歳代、周南市は60歳代、光市は50歳代とまちまちだ。

 市議会は全市民を代表する議決機関であるだけに、議員の年齢構成もバランスのとれたものであることが望ましい。少なくとも5カ月後の下松市議選では今後、どんな新人が名乗りを上げるのか、その年代はどうか、今後の行方が注目される。