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[下松市長選]「人口減少対策に力」 現職国井氏が3選出馬表明
政治下松市下松市の国井益雄市長(74)は12日、市議会12月定例会の永田憲男議員(新生クラブ)の一般質問に答える形で、来年4月14日(日)投開票の市長選に3選を目指して出馬することを表明した。「安心安全、元気な魅力ある下松市をつくるため、一番大きな問題として人口減少対策に力を入れ、住みよさを感じる下松市にしたい」と意欲を述べた。
永田議員はまず国井市政の8年について質問し、再質問で3期目は出馬するのかただし、国井氏は「4月の選挙に出馬します」と明言した。
答弁やその後の記者会見で、出馬の決意にいたった要因として「一番大きな課題は人口減少の問題。この対策が喫緊の課題と認識している」と述べ、県内の市で唯一、人口増が続いてきた同市だが、2021年度、22年度と2年連続して人口が減少していることを挙げた。庁内ですでに具体的な対策を検討しており「子育て環境の整備が柱になると感じている」と述べた。
加えて雇用の場、働く場の確保、企業誘致、居住環境の整備、人材育成も重要だと述べた。㈱日立ハイテクの半導体製造装置の工場増設や、天王森古墳からの太刀型埴輪などの出土も「追い風」にしたいと述べた。
市域のうち花岡、末武地区に比べ、東豊井、久保、米川、笠戸島の整備が進んでいない「西高東低」の解消へ、東側の地区で取り組んでいる事業の推進にも意欲を見せた。
2期8年間の評価では、2018年の笠戸島が孤立した豪雨災害、2期目の始まりと同時期の新型コロナウイルス感染症対策に追われたが、その中でも市制80周年記念事業に取り組んで市のマスコットキャラクター「くだまる」の誕生や、大型クルーズ船の来港、日立製作所の英国向け高速鉄道車両の公開などを通じ「市民とともにオール下松で取り組む体制が整った」と述べた。
選挙に向けた体制づくりでは、現在、後援会長などが不在だが「意中の人はいる」と述べ、今後、体制を整備する。無所属で立候補するが、前回と同様、自由民主党、公明党と連合山口に推薦を申請する考えも明らかにした。
国井氏は青山学院大学経営学部を卒業して下松市役所に入り、井川成正前市長の支援を受けて2007年4月に県議に当選。3期目の途中の2016年3月に井川氏の後継指名を受けて県議を辞職して市長選に立候補し、無投票で初当選した。20年には2期目も無投票で当選した。今回の市長選への出馬表明は国井氏が初めて。
