ニュース
政治 : 周南市のニュース
公園に出店者集まらず 社会実験空振り
政治周南市周南市の公園花とみどり課が新型コロナウイルスに関する経済対策として、11月13日から約1か月間、市中心市街地の青空公園、若葉公園、代々木公園の3つの公園で移動販売車(キッチンカー)の営業に関する社会実験を計画して出店者を募集したが、希望者が集まらず実現できなかった。
この取り組みは徳山駅周辺に民間事業者と協力してさらなる賑わいを生み出すことを目的としたもの。同課によると民間業者からの要請などではなく、市民からどのくらいのニーズがあるか、データをとるために取り組んだと説明している。公園の利用方法を緩和するだけで補助金などはない。
希望者が集まらなかった理由に募集期間が10月19日から10日間と短く、告知をホームページのみにしたこと、10月からはほかのイベントも開催されて出店日が重なったことを上げている。
社会実験をする公園は駅周辺区域の青空公園、若葉公園、代々木公園を予定していた。同市晴海町の晴海親水公園は県の港湾施設で市では河川港湾課の管轄になったことから対象にしなかった。
今後、公園とみどり課は今回のような社会実験をする予定はないと話す。