2026年10月12日(月)

ニュース

政治 : 周南市のニュース

【周南市】徳山動物園の官民連携事業 コスト合わず全社辞退 4億円増額で膨らむ事業費

 周南市議会企画総務委員会(金子優子委員長)が9日に開かれ、徳山動物園管理運営及び広場ゾーン外整備の官民連携事業の公募条件の事業費を約4億円引き上げて33億円とし、計画を1年遅らせる方針がわかった。

全社が辞退を表明

 この事業はP-PFI(公募設置管理制度)で屋内休憩所の建築、建物15棟と橋梁の解体撤去などを、指定管理制度で飼育を除く園内全体の管理・運営を民間に委託し、園の魅力やサービスの向上に繋げるもの。

 委託期間は今年6月から2048年3月まで23年間の予定で、昨年11月1日に公募を開始。複数社が参加を表明したが、事業費上限内での提案が不可能と3月26日に全社が辞退した。このことから公募は一度中止し、条件を見直して再度募集することになった。

事業費に4億円追加

 新たな公募条件で、事業費はP-PFIの工事に2億5千万円追加して13億4千万円、指定管理に2億4千万円追加して20億円に増やし、合計約4億円増額する。

 一方で、70億円をかけて進めている動物園リニューアル事業は物価や人件費高騰による影響から、コストダウンを意識して見直し、残事業費の再積算に取り組みたいとした。

 古谷幸男委員(幸友会)は「事業費の見直しとあるが公募条件の再積算で出ているのでは。また同じことが起こる恐れがある」、「要望を受け入れるということではないか」などとただした。徳山動物園の長畠和彦園長は「見直した上限は参加者の提案を引き出せるものと判断した。全部事業者の言いなりということはない」と答えた。

アドバイザリーに追加費用も

 この事業では公募手続きの支援としてアドバイザリー業務を委託していたが、再公募に伴って追加費用を払って延長するという。追加費用の額は未定。

 これに対し、藤井康弘委員(志高会)は「公募条件は見合っていなかった。上手くいくまでやるのが契約で、追加費用には納得いかない」と指摘。市文化スポーツ観光部の河津浩之部長は「設計確定の9月はこれが妥当だと判断していたが、7カ月の間に物価や人件費も上がった」などと説明した。

猛暑しのぐ場所は?

 そのほか屋内休憩所の建築面積の削減などで、コスト縮減に期待する方針。

 一方、入園者数が減少している同園は近年の減少要因を「猛暑のため」と見ているが、屋内面積の削減によって猛暑対策への懸念が残るかたちとなった。

官民連携事業の見直事業費とスケジュール

官民連携事業の見直事業費とスケジュール.jpg

「記事のミカタ」投稿
今日の紙面
スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!

山田石油株式会社

ソロや友達と過ごす「おとなじかん」から、親子三世代で過ごす「かぞくじかん」も楽しめる日帰りレジャー施設「くだまつ健康パーク」。屋内で遊べる施設や岩盤浴、サウナも充実!