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【光市】[光高]地元出身選手で強豪私立倒す 野球部が秋の中国大会準優勝
スポーツ光市広島県で10月28日から11月6日まで開かれた秋季中国地区高校野球大会で、山口県光市の光高野球部(升田早人主将)が見事、準優勝を果たした。中国5県の私立強豪校が参戦する中、地元中学出身者で固めるチームが快挙を成し遂げた。
中国地区大会予選を兼ねた9月の県体育大会高校野球大会では、1993年以来29年ぶりに3位に入賞。優勝の高川学園、準優勝の宇部鴻城高とともに中国大会出場権を獲得した。
1回戦は島根県の浜田高に3-0、続く準々決勝は岡山県の創志学園に6-5で勝利。升田主将が時速140キロ超の力あるピッチングを見せた。準決勝は県大会で敗れた高川学園との対戦。4回に1点先制し7回に同点においつかれたものの、8回に藤井啓輔選手のタイムリーヒットで再びリード。2-1のまま試合終了を迎え雪辱を晴らした。
決勝の相手は広島県の甲子園常連校、広陵高。5回に相手の猛攻を受け10失点し、13-0と完敗したが、光高出身の宮秋孝史監督(59)は「升田がよく投げてくれた。野手陣が活躍し必要最小限の失点で済み、少ないチャンスをものにできた」と今大会を振り返る。
マネージャーを含むチームメンバー35人は全員が光、周南、下松、柳井市、田布施町の出身で自宅から通学する。小中から硬球に親しんだメンバーがそろう私立校とは異なり、入部希望生徒の野球経歴はほとんどが中学部活の軟式までで、硬式はほぼ全員が高校デビューだ。
宮秋監督は、入部した各生徒に一旦、自分が希望するポジションで守備を任せる。自ら選んだポジションで「捕る・投げる」という動作を意識しながら、どうやったらうまくなるかを考えて練習することを強調。実戦では、相手がどう動いてくるかを予測しながら先回りすることを指導する。一貫するのは「常に自分の頭を使い、状況に応じて優先順位を判断し行動すること」だ。
これから冬場は春の県大会などに向けた大事な時期。宮秋監督は「ある日突然プレーがうまくなることはない。丁寧なボール扱いを毎日、地道に続けることだけが上達への道だ」と選手に発破をかける。
来年春の選抜高等学校野球大会出場校は、秋季地区大会などの戦績などを参考にして選考委員会が選ぶ。出場校は来年1月27日(金)に発表される予定だ。
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