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【周南】ゆうゆうてらすの松原さん女子バスケで銅メダル! 全国障害者スポーツかごしま大会
スポーツ周南市山口県周南市の総合化学メーカー、㈱トクヤマの障がい者雇用施設「ゆうゆうてらす」に勤務する松原向日菜さん(19)が女子バスケットボールの県代表として10月に開かれた特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」に出場、見事銅メダルを手にした。施設内も同僚の快挙に沸いている。
松原さんは周南市出身で徳山総合支援学校の卒業生。もともと体を動かすのが好きで、ハンドボールやサッカーなどの球技に親しみ、小学6年間はなぎなたを続けていた。
高校2年の時に教師からFIDバスケットボールを紹介され、コートに立った。FIDはfor players with an Intellectual Disabilityの略で知的障がいの意。持前の瞬発力を発揮し、3年生で早くも県代表に選出された。中四国地区大会の優勝に貢献し、初めて臨んだ全国大会は1回戦で敗れたものの次への期待を残した。
4月から社会人としてゆうゆうてらすで洗車、清掃、除草、パソコン関連の業務に従事している。仕事と並行しながらコートで汗をかき、6月の中四国地区大会を制し、日本各地区の代表がぶつかるかごしま大会への切符を手にした。
大会1回戦は地元鹿児島のチーム。ホームの応援に飲み込まれそうになったが、じっと耐えて波が来るのを待ち、50対41で粘り勝ちした。2回戦は昨年優勝の東京都で、王者の胸を借りるつもりで試合に臨み、楽しんで戦えた。40点以上の大差で敗れたが、3位決定戦はリラックスした気持ちで試合運びができ秋田県チームに62対45で快勝した。
山口県代表チームは全国と比べ、選手の平均身長が高くなく、スピードと攻守の切り替えが持ち味のチームだ。自身も身長は158センチ。自陣でのリバウンドでボールを奪い仲間にパスし、相手リング下まで走ってパスを受けシュートを決めるプレーが得意だ。
普段はTAC田布施アスレチッククラブに所属。月に2度の土曜に、田布施町のTAIKOスポーツセンターでチームメイトとトレーニングに励む。ドリブルなどの基礎固めが必要だと自覚し、チームメイトに追いつこうと、ユーチューブなどでボールさばきを見て練習している。
バスケットボールの良さを「チームで行動するなかで人との接し方が分かること、一緒にやり遂げた時の充実感」だと語る。県代表選考を兼ねた交流大会を間近に控え、代表入りと初の全国制覇に闘志を燃やしている。
