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【周南】南陽工高、14年ぶり甲子園に 8回裏に大逆転!快挙に沸く
スポーツ周南市第106回全国高校野球選手権山口大会の決勝が28日、山口市の山口マツダ西京きずなスタジアムであり、周南市の南陽工高(齊藤英一郎校長)が下関市の下関国際高を降し、甲子園への切符を手にした。8回裏の3得点で1対3から逆転。見事試合をひっくり返した同校の粘りにスタジアムが沸いた。
シード校同士の決勝戦は下関国際が先攻。南陽工は2回に2点、3回に1点を失い、序盤から3点を追う展開となった。5回にはフォアボールや相手のエラーで1死満塁の見せ場が来たもののダブルプレー。目立ったヒットがなく無得点で前半を折り返した。
直後の6回ではノーアウト1、3塁の場面で長嶺凰雅選手がファーストゴロを放ちようやく1点を返す。
試合が動いた8回裏。2人の打者が打ち取られた後に、デッドボールとフォアボールで走者1、2塁の好機を迎えた。打席に立ったピッチャーの阿部和希選手が相手の初球をレフト前に運び一挙同点。宮脇一平選手のタイムリーで逆転すると、南陽工関係者で埋まった3塁側スタンドは拍手と歓声に沸いた。
大逆転後の9回表は相手に3本のヒットを許すも得点を与えずゲームセット。14年ぶり、4度目の夏の甲子園出場を決めた。
今大会では初戦で徳山高、2戦目で山口県桜ケ丘高と当たり地元勢を撃破。桜ケ丘戦は延長10回のタイブレークで3点先取されるも裏で4点を取る粘り強さを見せた。準々決勝で西京高を7対1、準決勝で高川学園高を4対2で破り、この決勝戦に臨んだ。
山崎康浩監督は「一戦ごとにどんどん強くなった。甲子園では全力でがんばるのでよろしくお願いします」とスタンドに向けてガッツポーズを決め、キャプテンの丸山想太選手は「絶対にあきらめないことがモットー。甲子園ではいつもと変わらず僕たちの野球を全国に見せたい」と意気込みを語った。
全国大会の開幕は8月7日(水)。父母会の阿砂智則会長(43)は「全国には手強い相手がたくさんいる。開幕まで日数は少ないが、調整して戦えるチームを作ってほしい」と期待を込めた。スタンドで声援を送り続けた吉井信博さん(49)は長男が同校野球部の出身。「最後まであきらめないのが一番。我々もそれを信じて応援できてよかった」と喜んだ。
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