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[投書]新市長の「市民の意見を聞く」行政に期待 中原重之(77) 周南市鹿野下
読者の声その他8月28日付けの「日刊新周南」の「一言進言」の記事、「骨格予算でなく、前市長の本格的予算を引き継いだ新市長」。「市長が交代するとは思ってもいなかったのだろうが、市長選を控えて、次の市長にほとんど裁量権を与えない本格予算を了承した議会の責任は重い」という指摘に同感です。
私の住む鹿野地域の将来のまちづくりにも大きな影響を与える「総合支所」の整備について、まちの中心である現在地から「コアプラザかの」へ移転整備するための基本設計委託料1,014万6千円が予算化されています。
住民多数の同意が得られておれば問題はありませんが、平成28年度に開かれた講演会やワークショップの結果をまとめた「報告書」や、100人規模を集めた説明会での質問や発言でも「コア」への移設は住民の合意は得られていません。「公共施設の総量抑制という大原則に現実的かつ有効である」という行政の大方針のもとに進められようとしています。
6月、市長に「現在地での整備を求める」陳情書が出されていますが、市が整備方針の柱の一つに挙げている「山口銀行鹿野支店の入居スペースの確保」について「山口銀行は『コア』には行かない」と言っているという情報もあります。ここで、一度立ち止まって、住民の意向を聞いて整備方針を検討していただきたいと思います。