2026年06月15日(月)

コラム「一言進言」

来年には14万人を切る!

~新市議会議員たちに期待する!~

■ずいぶん長くこの仕事に就いていると、今まで数えきれない政治家、特に市議会議員を見てきた。記憶に残るのはそんなにいないが、未だに覚えている人は何人もいる。多くが鬼籍に入っていて、いまだに付き合いがある人は殆どいなくなった。

■農村地区から出ていた旧徳山市議のK市議もその一人。本紙から「4年間無言の市議」と揶揄されたが、顔を合わせても平気の平左で、我関せずの風だった。一般質問も4年間一度もないし、委員会での発言は「おい、もうそろそろ飯にしよういや」が定番だった。夏になると軽トラックいっぱいにスイカを積んできて、市役所でも会う人会う人みんなに配っていた。しかし、地元では絶対的な人気を誇っていた。農村が抱える問題を議場外で解決して回っていた。

■出光出身のK市議は、こよなく多くの市議に好まれていた。言葉を荒げた場面は一度も見たことがなかった。何期も市議をしたが、最後の最後に総務委員会で委員長をした。企業出身の市議が役職に就くべきではないとかたくなに拒否し続け、市議最後に受けた。国からの表彰を受け祝賀会が開かれたが、共産党の市議までがお祝いに駆け付けた。

■言い合いもよくしたが、よく一緒に飲みもした。仲がいいのか悪いのかわけがわからなかった。派閥争いも激しかったが、埋め立て問題など、一度議決されると、反対していた議員であっても懸命に地元の説得にあたっていた。市全体の一体感は確かにあった。さて新議員が誕生した。30人の市議たちはどんな活躍を見せてくれるだろうか?。

■願わくばもっと研鑽を積み、多くの知識を身に着けて欲しい。引き出しが多いほど、有効なアイデアは生まれやすい。このままでは周南市は、あっという間に14万人を切る。来年にはそうなる。旧徳山市ほどの人口にすぐなる。旧新南陽、鹿野、熊毛がそっくりなくなるほどの人口減少だ。

■議会も、行政も危機感を共有すべきだ。これから何をなすべきか?言い合って、仲良く。

(中島 

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