コラム・エッセイ
No.18 自分話し3…23年中一番のできごと→「石川さゆり」にファンレターを書いた
独善・独言石川さゆり様
NHK「ファミリーヒストリー」を見るまであなた様に興味を持ちませんでした。眉間を寄せるような歌ばかり、重ぐるしい、スキがない…しかし、番組のなかであなた様の重さの理由に納得しました。おばあさまの根性、母上様のこだわり、そしてあなた様の歌手になるために牛乳配りまでする一途さ。認識が変わりました。そこであなた様にお願いごとをいたします。
我が山口県が誇る偉大な作詞家は「星野哲郎」ですが、星野と同じぐらい胸を突く歌を遺した「吉岡治」が、山口県の萩市の出身だということは誰も知りません。県内に歌碑ひとつさえありません。阿久悠、なかにし礼、星野哲郎、石本美由紀と肩を並べる大作詞家であるのに。
吉岡治の凄味は師事しておられれたあなた様にくどくど申し上げる必要はありますまい。それにしても「天城越」はフレーズが跳ねる、吉岡治流儀が結集した代表作、まさに“胸を刺す”すさまじい歌詞ですね。
私の吉岡好きは、天城湯ヶ島の「隠れ宿、白壁荘」にわざわざ泊りに行った事実でわかっていただけると思います。講演を含めて機会あるごとに吉岡治PRを続けております。
そのような経緯のなかで、仲良しの萩市長に『吉岡治を顕彰して欲しい、他の郷土の偉人と一緒でもよいから記念館を作って山口県民にその偉業を知らしめて欲しい』と粘り強くささやき続けています。
このことを吉岡治を師と仰ぐと聞くあなた様のお耳に入れておきたい、何かの折に後押しをお願いしたいと思っているのです。
・・・以上手紙抜粋・・・
A表に吉岡治の代表作を載せている。皆様にもその凄味が判っていただけるのではなかろうか。顕彰施設がオープンして石川さゆりが「天城越え」を歌っててくれるシーンを夢にみている。
B表は吉岡治同様、顕彰して欲しい山口県人のうち実業家のみを10人選んで掲載した。明治の時代、長州閥の政治家の庇護の元で“坂の上の雲”をつかんだその道のパイオニア10人である。何人をご存じだろうか。彼らは明治の三傑など政治家ほどに認知されていない。しかし、彼らを顕彰することで我が国が成長していく過程のエネルギーを汲み取りたいと思うのだが。
…どうでしょうか。
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