2026年01月30日(金)

コラム・エッセイ

№43 オリンピック1…今の日本人の体力ではサッカー、バスケット、バレーのメダル獲得は難しい

独善・独言

 オリンピックを“日本人の体力”という側面から予測をしてみた。

 勝負を決定する要因として㈠体力、パワー、㈡技能、テクニカル、㈢知能、ステラテジーに大別したうえで競技フィールド別にA表のとおりの5ゾーンに分けて考察した。

 私の推論は㋩の体操やブレイキンなどパワーよりテクニック重視の競技と㋭のレスリングや柔道など体重別の競技、これらは従来以上のメダルを獲得するかもしれないが、国民期待のサッカー、バスケ、バレーなどではメダルに届くことはあるまいという自虐的なもの。つまり日本人の体力は目を見張るほど進化してきたが、先進のパワー民族に勝てるレベルに達していないということである。

 そこで㋑から述べていく。ここの対象は相手を倒すことを目的にしたごまかしのききにくい体力勝負のラグビーやアメフトがあげられる。ラグビーは世界ランキング12位だそうだが、代表に日本語が話せない選手が何人もいる。ルールの範囲内での資格認定だそうだが「これで勝ったとしても」と納得できないものが残る。要するに体力勝負の競技では“純粋な日本人”だけでは世界に通用しないということを裏打ちしていないか。

 なお、この“純粋な日本人”に関して…現在大坂なおみやダルビッシュ、笹生優花などの混血のトップアスリートが多くでてきたが、国籍が日本であったり父祖のことばである日本語をしゃべったりすれば日本人だと認識することが世界のスタンダードであると考える。ただ、バスケット代表の八村塁や熊谷ジェイコブス晶は当然にしても、ジョシュ・ホーキンソンには違和感がある。そこまでしても勝たねばならないのかと思ってしまうということ。

 ㋺に並べた競技は相手を倒すものではない。しかし、ボールを追いかける過程で相手の体と接触する。相手の圧力を跳ね返したり相手を振り切るテクニックとともにぶつかっても跳ね返す体力が必要になる。フィジカルの強さが求められるのは相手に接して倒すという競技と同じレベルであろう。このフィジカルという面では日本人は未だ世界に追いつけない。

 前回のオリンピックで日本の女子バスケが銀メダルを獲得した。驚いた。少し前には女子サッカーなでしこジャパンが世界一になったこともある。これらの勝因は相手が油断した→事前の戦略立てや分析を怠ったことにあり、100試合戦えば90試合は負ける程度の実力差があったであろうと私は勝手に思っている。はるか昔になるがメキシコオリンピックにおいて杉山、釜本コンビのサッカーが銅メダルを獲得してやはり驚いたが、その後50数年、男子サッカーがあらゆる国際試合においてそこまで勝ち抜いたことは一度もなかったのではないか。この事実は体力勝負の㋺の各競技では今の体力レベルではトップになれないことを示唆していないか。

 ただ、女子のサッカーやバスケはここまでの実績も世界ランクも常に男子よりも上位にある。後述するゴルフやソフトなど多くの競技において女性の方が優位の状況にある。なぜか。他民族との比較のなかで女性の方が男性より体力的に優れているということか、あるいは技術や知略に優れているということか…ワカラナイ。

次回に続く。

講演請負業 阿武一治 kazuharu.anno@gmail.com

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