2026年01月30日(金)

コラム・エッセイ

No.108 年頭所感で社内で「チェンジ」を訴えたトップの皆さん。その「変革」の内容はここにあげた7つの事例に負けない変革レベルでしたか

独善・独言

 新年になってマネージメントに関して注目した話題をいくつか。

 ㊀またトランプの「秩序破壊」で始まった。ベネズエラへの暴走はともかく、今回発表になった66の世界機関への脱退、契約解除通告には考えさせられた。国内の政治や事業において、このトランプ破壊の10分の1でも超常識で暴力的で既得権者を無視するレベルの改革に取り組んだ事例はあっただろうか。

 ㊁箱根駅伝を観ていた自動車会社を経営している娘婿が、「先導車も関係者の車もすべてトヨタ車だ」と私ではワカラナイ指摘をした。なるほどこの中継のCMに参加しているトヨタだから無料でリースしているのだなと気づかされた。このイベントは開催102回の間にどれだけ充実し進化してきたのか、別のことばででいえば営業上どれだけ儲かる仕組みを作ったか。また、安全上もこれほど無事故のシステムを作ったのかを思う。

 私は聞きたい…もし3日の復路の朝、箱根道が雪であったらどう対応していたのか。除雪のための場所の選定、業者の手配、ヘルプする人員の配置、そのための装備、輸送体制、宿泊場所…どう練っていたのか。

 ともかく箱根駅伝は史上最も成功した事業のひつとといえないか。

 ㊂青学の12年間で9回優勝に注目。比較するのは巨人の9連覇。⑴人=現場力⇒長島、王などの優秀な選手や川上監督、牧野コーチの説得力や指導力、⑵物=組織力⇒彼らを操った球団の管理能力やスカウト力、⑶カネ=錬金力⇒新聞社やテレビ局を総動員しての“野球は巨人”という世情をつくった営業力…。

 では青学はどうか。表に出るのは原監督とヒーローたちだけだが、その裏にどれだけの広がりがあるか。⑴全国に張りめぐらされたスカウト力、⑵技能アップのためのスタッフ力や練習環境、⑶OBが喜んで提供するマネー力、そして一番は⑷大学の支援体制…この経営詳細を企業家の皆様、知りたいと思われないか。

 ㊃浜岡原発での改ざんの不正である。実行犯は表面化した時点での失うものを考慮しなかったのか。内部告発という過去、山ほどある事例を思い起こさなかったのか。そして何より経営者は担当者が組織の求めるプレッシャーに負けて不正を行うリスクをどの程度予測し対策していたのか。『要因は個人でなく組織にこそある』というダイハツ同様の論調を経営陣はどう聞くのだろうか。

 ㊄大リーグに移籍契約報道のウラで動く所属球団に支払われるトレードマネー…A表をみてほしい。ヤクルトは今期トレードマネー10億円と前期村上に払っていた6億円、計16億円のカネがフトコロに残る。

anno.jpg

 この16億円をお客を増したり選手を育成する仕組みに幅広く活用できる。球団が仕掛けた「村上を大リーグに売る」という事業は見事に結実したといえる。
 それにしても目を見張るのはオリックス2選手のトレードマネー合計99億円である。球団はオリックスグループのなかで最も優等生ではないか。今後永らくパリーグのリーダになることは間違いないと思うが…。

 ㊅衆議院の解散を読売新聞がスッパ抜いた。政府関係の誰が何の目的でリークしたのかに加えて、読売編集部の掲載に踏み込んだプロセスに注目する。逆の目が出る懸念のある時期になぜ…。人間関係の構築を含め、積み重ねた取材力の確かさに…アッパレ。

 ㊆最後はやはり高市首相の「決断力」…解散も勝負が予測できない大博打だが「責任ある積極財政」は誰にも成否の見通しがつかない大胆な踏み込みといえる。加えて将来の税収の柱である消費税を後退させる選択…その賛否は置くとして、小泉さんもビックリの党無視、国会無視の超常識は、トランプ破壊に匹敵した決断力であると評価するが…どうか。

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
ピアレックス

遺品整理でお困りではないですか?県内出張見積は無料!不動産売却や空き家じまい(解体)もお気軽にお問い合わせください。

西京銀行

【取扱期間 2025年12月1日~2026年3月31日まで】お預け金額10万円以上。手続き不要!さいきょう定期預金の金利で満期後自動継続。詳細は西京銀行までお気軽にお問い合わせください。

東ソー

東ソーが生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財など人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。総合化学メーカーだからこそできる、化学の革新を通して持続可能な社会に貢献していきます。

山田石油株式会社

ソロや友達と過ごす「おとなじかん」から、親子三世代で過ごす「かぞくじかん」も楽しめる日帰りレジャー施設「くだまつ健康パーク」。屋内で遊べる施設や岩盤浴、サウナも充実!