コラム・エッセイ
No.84 カレーライスの日
美人薄命 走れ!おばさん 中村光子毎月、月末の月曜日は、カレーライスの日と決めています。月曜日は、空手の稽古日でもあります。月曜日の弟子達は、空道場、つまり空先生の教えを受けた一期生です。空先生の御指導のもと、元気に、いや、元気な弟子ばかりではなく、それは私のことですが、弟子の中で最年長者、つまり、晩期高齢者であります。
寄る年波には勝てず膝の痛み、足のしびれは言うに及ばず、空手の“カタ〟も
「あれ?出だしは、どうだったかしら…」と、一瞬、迷うことがたびたびでず。優しい空先生は、見て見ぬ振りをして下さいますが、まあ、出始めを思い出せば、まあ、何とか若い弟子に、およばずながら、ついて行くことが出来ます。ハイ。
おっと、カレーの話をするつもりなのに、いつもの癖で、話がとんだ方向に…。
カレーは、土曜日の午後から仕込みます。人参・玉ねぎ・じゃがいも・肉・にんにく等を炒めてから仕込むのですが、市販のカレールーは使用しません。何種類かのカレー粉を混ぜ入れ、強火にしたり弱火にしたり、ちょっと火を止めたりと、目が離せません。
2日と半日、それを繰り返し、仕上げ直前に、赤と青のピーマンを色取りに入れると、まあまあの出来映えのカレーに仕上がります。
「大鍋にいっぱい作って、走れ!おばさん、朝昼晩、カレーなの」
と、言わないでね。空手の稽古に来る娘やその友人をはじめ、すでに何人かの友人は、カレーの日を覚えていてくれ、お裾分けするので、火曜日には、からっぽになります。
「どんな味かな?ひと口食べてみようかしらん」
と言う、奇特なひとがいらっしゃいましたら火曜日までに、お越し下さいませ。
カレーライスに添えるのは、いつも、野菜サラダか酢の物に決めております。今のところ誰からも文句は出ておりません、です。
美人薄命のわが命は98歳…と決めていますから、まだ、カレー作りは、当分の間出来る…と、思っております。
この雑文は10月30日(日)に書き終え、只今、徘徊ウオーキングから帰ったところです。
最近、徘徊で道に迷い込み、思うのですが、新しく出来た住宅地は、行き止まりが、とても多いように思います。珍しがり屋の私は迷い込んでは、大急ぎで引き返すのですが…今日も何回もあわてて引き返しました。
さて、今晩は、ひと足お先に、カレーライス試食の、ひとりパーティです。味は?ハテ。
