コラム・エッセイ
新人健闘の一般質問
翠流▼周南市6月定例議会の一般質問が終わった。6月の改選後、初の議会。新人、ベテランの健闘が目立った。新人では32歳の小林正樹議員は徳山大の公立化で、在学生や高校生の声を質問するなど若い世代の立場から質問した。公明党の江崎加代子議員、小池一正議員は医療分野の新しい動きから、オンライン診療、健康づくりのフレイル予防、医薬品のポリファーマシー対策などをただした。
▼細田憲司議員は敬老の日の行事を取り上げて商品券の配布を提案した。篠田裕二郎議員は介護分野の新型コロナウイルス対策を訴えた。3月まで小学校教員だった田中昭議員は現場の声をもとに働き方改革を取り上げた。
▼昨年の補選で当選して1年になったばかりの吉安新太議員は事業継続支援金の対象拡大で「前向きに検討」の答弁を引き出した。共産党の渡辺君枝議員は鹿野総合支所の問題で、山銀鹿野支店の存続を訴えて、執行部も市からも要望すると述べた。
▼せっかくの提案も、執行部の「研究、検討します」の答弁で終わってしまうことが多い中、市民の代表として「それでは終わらせない」という意気込みを感じさせる場面に接することができた。
▼学校給食の無償化、子どもの医療費補助の所得制限撤廃、ごみの軒先収集など複数の議員が取り上げる中で実現に近づいているように思えた。一方で、執行部の答弁に納得してほこをおさめてしまう中堅議員にもの足りなさを感じた。次回以後の論戦の活発化を期待したい。(延安)
