コラム・エッセイ
展覧会再開
翠流▼新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言が16日に全都道府県に拡大され、休業要請などの動きが一挙に広がった。一方でいつまで続くか、わからない不安はあるが、感染源とされた中国やその後、感染が拡大した韓国では収束に向かい、米国でもトランプ大統領がピークは超えたという見方を示した。治療方法の開発も進む。早くこの騒ぎが収まり、“ふだんの生活”が戻ってほしい。
▼経済的な打撃が大きいが、スポーツや文化への影響も小さくない。周南地域でも市民センターや公民館が休館になり、スポーツ施設も使用できなくなった。
▼美術館などでも展覧会の延期や中止が続いているが、そんな中、5月10日(日)まで臨時休館中の防府市の毛利博物館から企画展「端午」を予定より遅れるが開催し、毛利家伝来の武具などを展示すると通知があった。会期は5月24日(日)まで。また隣接する毛利氏庭園は休館中も開館していてフジ、ツツジ、アヤメが次々に開花しているという。
▼周南市美術博物館でも4月11日から19日までのしゅうなんアート・ナウが中止になった。そのほかの中止の展覧会と合わせて日程を変更して開いてほしい。5月15日(金)から24日(日)まで予定されている笠木絵津子さんの林忠彦賞受賞記念展「私の知らない母」は開けるだろうか。自粛、自粛ですさみがちな心を癒やすには文化、スポーツ活動の再開が大きな力になる。拡大防止対策と同時に収束後にも気持ちを向けたい。(延安)
