コラム・エッセイ
長穂、遠石市民センター完成
翠流▼周南市の長穂支所・市民センター、遠石市民センターの完成記念式典を取材して、この多様性が周南市の強みだと改めて感じた。
▼長穂地区は昨年12月31日現在で、人口641人、世帯数314。ほたる祭りで知られる市北部の須々万と向道地区にはさまれた農村。長穂中も長穂中と向道中が合併した翔北中も、長穂小も、温泉を利用した国民宿舎長穂荘も今はない。
▼しかし、国道315号をはさむように水田の基盤整備が進められている。新しい支所・市民センターを拠点にまちづくりを一歩ずつ、着実に進めていくことだろう。
▼遠石地区は人口8,314人、4,309世帯。地区内には出光興産徳山事業所やゆめタウン徳山があり、新しい市民センターのそばではマンションの建設も進んでいる。
▼両地区の共通点としては豊かな自然と人情に恵まれ、遠石八幡宮や、長穂では竜文寺、周方神社があることでもわかるように千年の昔からの歴史を持っていることだろうか。
▼遠石地区の自然といえば、周南緑地公園の存在抜きには語れない。市民センターの愛称も、同公園の西緑地に万葉集に登場する草花が集められた万葉の森があることにちなんだ「万葉プラザ」。周南緑地も利用して新しい活動が始まるかもしれない。
▼最先端の工業と、伝統的な農業などが共存している周南市。同じ年に生まれ変わった2つのセンターが活発な活動を展開することで、周南市にこれから何かが生まれるのではと期待が高まる。(延安)
