コラム・エッセイ
徳山商議所が職域接種
翠流▼希望者への新型コロナウイルスのワクチン接種で、村岡知事が全国知事会の席上、山口県への追加配分を求めた。山口県のワクチン接種率は全国でもトップクラス。そのため、配分量を減らされたという。
▼下松市は7月31日、8月1、7、8日にトラックワン・アリーナで大規模接種を実施したが、予定の枠が埋まらなかった。接種が順調な光市はすでに終盤。職域接種が進んでいる市もあり、市町によって最終局面を迎えつつあるのかもしれない。
▼一方、周南市ではワクチンの配分量が不透明なことから予約の受け付け枠を小出しにしているが、受け付けのたびに短時間で埋まっている。何度か申し込んだがはずれたという人もいるようだ。
▼そんな中で朗報と言えそうなのが徳山商工会議所の職域接種。同商議所の会員であれば、従業員の家族まで広い範囲の人が接種を受けられる。8日(水)まで受け付けている。
▼県内でも緊急事態宣言の対象となった福岡県と接する下関市などで、感染者が急増している。感染経路が不明の事例も多い。周南地域でも連日、感染者が出ている。しかも若い世代の感染が多くなっている。8月31日には70人の感染者のうち43人と6割以上が30代以下だった。
▼収束まであと一息。この波を乗り越えることができれば、来年の今ごろは日本産のワクチンや治療薬が世界をこの危機から救うことになるかもしれない。その前に、職域接種の機会もうまく使い、周南地域を収束先進地にしたい。(延安)
