コラム・エッセイ
周南「絆」映画祭
翠流▼第10回周南「絆」映画祭が周南市の徳山商店街で開かれた。過ぎてみれば短い10年だったが、その間に商店街も映画祭も大きく変わった。続けられるのか、危機を感じたこともあったが、そのたびに周南市を拠点とする毎日興業の支援と「何とかなる」と手弁当で駆け回った映画を愛する実行委員によって支えられてきた。
▼百貨店も常設の映画館もなくなった商店街だったが、中心市街地活性化基本計画を立案、実行することができ、徳山駅前広場や駅前賑わい交流施設など駅周辺が整備され、テナントミックス事業や大小のイベント開催などがによってにぎわいが保たれてきた。
▼映画祭のクロージングセレモニーではゲストの監督、俳優が並び、次は20回まで続けたい、続けてほしいというあいさつもあった。1年後には工事中の駅前広場が完成し、魅力ある店舗が集まり、今以上に楽しい商店街になっていることだろう。数年後には駅前再開発も完成する。そのころには映画館が復活しているかもしれない。
▼映画「ロボコン」特集、脚本の松田優作賞、運営面でのクラフドファンディング導入など毎回、新しい試みも取り入れてきた。今年は女性3人のユニット「ONE CENE」が登場した。
▼映画祭は今も映画団体以外に商店街や周南青年会議所、徳山商議所青年部、新周南新聞社などが共催に名前を連ねている。これからもこの映画祭が映画文化と徳山商店街をの「絆」で在り続けてほしい。
(延安)
