コラム・エッセイ
周南春の花まつり
翠流▼周南市毛利町の県周南総合庁舎のそばにある徳山高等女学校の記念碑や、近くの児玉公園で白モクレンが満開となっている。今年は寒さが厳しかったためか、白さが一段と鮮やかに見える。
▼周南総合庁舎はかつての徳山高等女学校の跡地。その後、徳山市体育館になって1963年の山口国体の会場にもなった。碑には昭和天皇が47年12月に徳山高等女学校の授業を視察、63年10月には国体の柔道競技臨席のため、この地に立ち寄ったことが記されている。
▼同じ場所に同市出身の彫刻家、笹戸千津子さん作で同校の制服を着た少女像「追憶」も同窓会によって建てられている。
▼総合庁舎の西側は桜のアーチで知られる緑と文化のプロムナード。桜のつぼみもふくらみ、開花はもうすぐ。今年は4月7日に周南青年会議所のSAKURAアーチフェスタ、徳山小学校区コミュニティ推進協議会のさくら街道祭りが開かれる。
▼桜馬場通り、東川緑地公園の桜も同時に咲き、徳山動物園から東川の河口まで、花の並木となる。ぼんぼりが点灯し、動物園では夜桜開園もあり、この時季になると周南市に住んでいて良かったと思う。
▼徳山駅前や青空公園を会場にした周南冬のツリーまつりは11、12月の冬の風物詩として定着した。梅に始まり、大道理の芝桜、永源山公園のツツジ、そのあとのアジサイまで市内に花の名所は多い。3月から5月まで、ツリーまつりと並ぶ「周南春の花まつり」として楽しみたい。
(延安)
