コラム・エッセイ
片仮名表記
翠流▼各市長の新年度の施政方針が市議会で示されたが、よく話題になるのが新規事業の説明などに登場する新語や片仮名表記。周南市はホームページに掲載した施政方針に用語解説を付けている。
▼例えばコンパクト・プラス・ネットワークは「都市のコンパクト化と交通ネットワーク形成の総合的な連携によるまちづくりの基本的な考え方」、“しゅうニャン市”を中心に展開するシティプロモーションは「地域の魅力を内外に効果的に訴求し、人・物財・資金・情報などの経営資源の獲得を目指すと共に、地域住民の愛着度を形成していく活動」とある。
▼用語解説に取り入れられている言葉は漢字、平仮名表記の言葉も合わせて21。クリエイティブ産業、交通システムのパーク・アンド・ライド、最近、よく使われるワーク・ライフ・バランス、公共施設の建設、維持に民間の資金、経営能力などを活用するPFIなどが並んでいる。
▼光市も片仮名表記は多く、ポピュリズムなどのほか「シフト」「アンバランス」「ワークショップ」などが使われている。これらはあるていど定着しているが、意味が確定しているわけではない。日本語にすれば、何をするのか、より明確になるように思う。
▼下松市は比較的、片仮名は少ない。ただ以前に策定した計画に基づいて実施する事業を並べているが、なぜ、その事業を実施するのか、どんな効果が期待されるのか、もう一言、説明がほしい。
(延安)
