コラム・エッセイ
夏まつり全開
翠流▼21日は日本ゼオンの和楽踊り、22日は徳山夏まつり、23日は貴船神社夏祭りの海を渡る神輿(みこし)を取材した。夏全開。コロナ禍の3年間、ため込んでいたエネルギーを一挙に放出するかのような盛り上がりだった。
▼徳山夏まつりのミコシの練り歩き競演は、西京銀行が最高賞の市長賞を獲得した。バドミントンチームの「ACT SAIKYO」を全面に出し、ユニホームに合わせたブルーのはっぴもさわやかな印象で好感がもてた。同チームの選手のサイン入りシャトルのプレゼントも市民とのふれあいになった。
▼「復活」と言うが、夏まつりなどはコロナ禍前の1年も悪天候で中止になっているため、5年ぶり。この間の新入社員にとっては初めての経験だった。どのイベントも「ぶっつけ本番」ではできない、企画からだと数カ月、みこしのかつぎ方などの練習に入ってからでも1、2カ月。若手社員が仕事のあとなどに集まって練習を重ねたはずだ。
▼一緒に一つのことを作り上げていくこの体験が仕事や地域づくりにつながる。会議はオンラインでもできるが、オンラインでは得ることのできない一体感が生まれてくる。
▼夏祭りはまだまだ続く。周南市内でも30日は鹿野天神祭、8月5日は第47回サンフェスタしんなんようが開かれる。地域の納涼大会、夏まつりも再開されている。今年は誕生から20周年の周南市。この勢い、ここで生まれたつながりが市民の暮らしの豊かさにまでつながってほしい。
(延安弘行)
