コラム・エッセイ
図書館のまちづくり
翠流▼耐震工事のため休館していた中央図書館が1日から開館した。「児玉文庫メモリアル」の愛称も付き、再出発となった。周南市では昨年2月の徳山駅前図書館の開館で中央、新南陽、熊毛、鹿野、福川を合わせて図書館は6館となっている。
▼図書館の役割は本の貸し出しだけではない。講演会、読み聞かせ、時にはコンサートなど市民が文化に親しみ、学習する場を提供することも重要だ。
▼中央図書館でも開館と同時にさまざまな行事がスタート。23日は午後2時から朗読カフェ、午前9時半から午後4時までブックリサイクルが開かれ、1人10冊まで無料で持ち帰ることができる。
▼駅前図書館では交流室などを使い、市民団体と一緒になって周南きさらぎ文化祭や高校生の胸キュン映画祭も開いた。中央図書館でも以前、コンサートなどを開いて盛況だったが、これからも続けてほしい活動だ。
▼会場では、新南陽図書館は学び・交流プラザの中にある。同プラザの施設を大いに利用してほしい。中央図書館も現在はまだ工事中だが、市役所の市民利用会議室で図書館行事を開くこともできるだろう。
▼駅前図書館がオープンして70冊ほどの本を借りた。この図書館がなければ手にとることのなかった本ばかりだ。駅前図書館をきっかけに本や図書館に親しむようになった人も多いのではなかろうか。この動きを市内の全図書館へと広げてほしい。これから中央図書館には「児玉文庫」にふさわしい活動が期待される。
(延安)
