コラム・エッセイ
消えた周南市の指定ごみ袋
翠流▼周南市の指定ごみ袋が売り場の棚から消えていた。6月27日に下松市のショッピングセンター1カ所、28日は周南市のドラッグストア、スーパーを合わせて4カ所を回った。
▼ところがいつも使っている緑色の「燃やせるごみ」の30リットル、「容器包装プラスチック・その他プラスチック」の45リットルがない。いずれも15リットル用ならある。青色の「燃やせないごみ袋」も大丈夫だ。
▼在庫量が少なくなっているため、販売は一人1パックまでで、なくなっている容量の袋は、今月は入荷しないと説明している店もあった。
▼5月下旬、周南市はホームページで本当に必要な方に行き渡らなくなるため「買いだめはお控えください」と市民に呼びかけた。6月上旬の周南市議会の一般質問に対しては、各総合支所長が必要な量のごみ袋は小売店の店頭にあるという内容の答弁をしたと記憶している。
▼空っぽの棚の隣には下松市の指定ごみ袋が積まれている。一時的に指定袋以外でも回収することにした自治体も県内にはあった。中東情勢の緊迫化で全国的にごみ袋への不安が高まったが、50年以上前のオイルショック時のトイレットペーパー騒動が再現されることはなかった。
▼しかし、ここにきて数日のことかもしれないが、周南市ではごみ袋が棚から消えた。市民に買いだめをしないよう呼び掛けるだけでよかったのか。疑問の残る周南市のナフサ不足問題への対策となった。
(延安弘行)
