コラム・エッセイ
第三手「囲碁は国際的なゲーム」
「碁」for it 小野慎吾今回は、囲碁が国際的なゲームであることの紹介をしたいと思います。
まず国内のゲームで、良く対比されるのが将棋です。日本で2016年の囲碁人口は200万人、将棋人口は530万人と言われています。 日本では将棋の方が人気であることが伺えます。しかし、囲碁は世界的に認知されているゲームです。囲碁の世界競技人口は約3,600万人と言われています。割合は中国2,000万人、韓国900万人に次いで、日本が3番目となっています。(日本棋院ホームページ「世界の推定囲碁人口」より)
アマチュア大会で、毎年東京で「国際アマチュア・ペア碁選手権大会」が行われています。「ペア碁」とは男女の「ペア」で交互に着手をして囲碁を行うというゲームです。
上記大会は、「ペア碁」で世界20カ国を招待し、日本で世界一を競う国際大会です。
筆者は2017年〜2019年まで3年連続で日本代表ペアとしてこの大会に出場しています。全5試合の内、外国人ペアと打つ試合は2〜3局程度あります。試合前に互いの国のお土産を交換して、対局の健闘と親善を図ります。対局後は、試合の検討を英語で行い、囲碁を通じて会話をします。
この大会の目玉は、試合とは別に、親善対局が行われます。こちらは、各国選手がペアになり囲碁を打ちます。特筆すべきは、真剣試合はスーツ・ネクタイ着用で行うのに対し、親善対局は各国の民族衣装を身にまとい対局を行います。筆者はこの大会用に和服一式を購入しのぞみます。
一昨年は、ロシアの選手よりマトリョーシカを貰い、今でも大切にしています。
このように、囲碁は国際的なゲームであるため、囲碁を通じて国籍、性別、年齢を超えて「友達」にすぐなれるゲームです。ペア碁の時の写真を数枚掲載させて頂きます。この大会を通じて筆者が夢として掲げたことは、「世界の囲碁」事情というのはどういう風景になっているかという事でした。
本年、筆者はアメリカに行き、短期囲碁訪問を行いました。次回は「アメリカの囲碁事情」をご紹介致します。
皆様がコロナに負けないよう「碁」for it(頑張る)!
