2026年10月09日(金)

コラム・エッセイ

第百一手 4年前の囲碁界と変わらない事

「碁」for it 小野慎吾

 2020年3月に初掲載してから丸4年経ちますが、4年前と比べて変わらない事があります。それは「囲碁で知り合った人との関係性」です。4年前から今日まで囲碁を教えた人数は50人前後です。自身の囲碁教室、出張囲碁教室、学校等など教えるシーンは数多くあり、その機会をいただいたことに感謝申し上げます。

 結果として今もなお囲碁を続けている方、仕事の関係・進学(中学生・高校生)の関係で囲碁を辞めた方など人によって違います。ですが、囲碁で知り合った人との関係性は続いている方が大多数です。

 一番の例で言うと本コラム4回目から10回目まで「アメリカの囲碁事情」と称し、アメリカの囲碁友人であるクリス・スクリブナーさんとのアメリカ交流記をお送りしました。

 4年経った今でも彼とは良き「囲碁友人」で、相談に乗ったり、相談したりをしています。(筆者からの相談の方が圧倒的に多い気がします。)1年に1回、奥様の実家の山口県に帰ってくる機会には友人として囲碁対局を行い、彼のお子さんと遊ぶ機会もあり楽しいです。また、今年も夏頃に帰省すると聞き、今からそれが待ち遠しいです。

 クリスさんからは「次はいつアメリカに来るの?」と尋ねてくれる機会が多く、いつかいつかと思っていたら30代は過ぎ、筆者は40代になりました。(笑)クリスさんには「2025年に行く!」と宣言し、またアメリカで囲碁をすることが今後の目標の一つです。(当コラムで宣言していれば、決意になるため記載しました。(笑))

 他の例としては、囲碁を辞めた子どもの生徒が、街中で筆者を見かけた時には話してくれる事です。経験上、中学生・高校生に進学する際に囲碁を辞めるのが一番多いです。辞めた後でもそのように話が出来るのは非常にうれしいです。クリスマス会、囲碁お泊り会等のイベントがあれば、辞めた生徒も気軽に参加してくれます。

 1番最初に囲碁を教えた生徒はもう大学生です。その生徒とは会う機会がありませんが、筆者の目標の一つに「生徒が20歳以上になった時に一緒にお酒を飲む」というのがあります。それを伝えたことがある高校生以上の生徒は2人です。2人共に「それは楽しみ、だけど支払いは小野先生よ!(笑)」と言ってくれました。それは当たり前です!(笑)その機会が訪れる事があるとすれば、生徒との関係性が続いている、お互いに健康である(どう考えても筆者の方が不健康…)が最低条件です。

 アメリカに囲碁を打ちに行く(2回目)、20歳以上になった生徒とお酒を飲みにいく事が今後の目標です。当コラムが200回目を迎える頃にはその成否がわかっているはずです。気長にお待ちいただければうれしいです。(笑)

 目標を叶えるために「碁」for it(頑張る)!

ボンド杯全日本こども囲碁大会・開会式(広島県)

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