コラム・エッセイ
第百五手 「全国大会後の楽しみ①」
「碁」for it 小野慎吾囲碁の一般アマチュア棋戦は3月から8月にかけて開かれる事が多いです。まず、各都道府県予選が3月から6月に開かれ、7~8月に全国大会が開かれます。現状、全国大会につながる大会は2大会のみで、昔に比べて全国大会につながる大会は少なくなりました。
小学生~大学生に関してもそれぞれ、全国大会につながる重要な試合があります。近年、特に小学生については全国大会が多くなり、その数は4つあります。筆者が小学生であった30年前は、全国大会は1つしかなく、全国大会は通常東京で行わるため観光(?)のために必死に練習をしていた覚えがあります。当時はその1つだけであったため負けた時は、1年間東京に行く機会がなくなりひどく落ち込んだものです。
筆者が県代表に初めてなったのは小学4年生で、小学5年生の時は県代表になれなかったものの、以降この歳になるまで毎年何らしかの大会で県代表選手になり全国大会に出場しています。※コロナ過で全国大会がなかった期間は除く
全国大会はたいてい土・日に東京で行われ、初日土曜日にベスト8以上まで残った選手が翌日の日曜日に進出出来ます。数多く、全国大会に出場しましたが2日目の日曜日に進出した回数は出場回数の3分の1程度です。
そうなると日曜日は、せっかく東京に来たので観光をして帰ります。初の全国大会は東京タワーに観光しに行ったのを覚えています。その後は東京ドームシティ、東京ディズニーランド、浅草、サンシャイン水族館・ビル等などいろいろ回りました。ですが、全国大会に出場するたびに観光をしていたので中学生を卒業する頃にはあらかた観光名所を巡ったため、行きたい場所がなくなったのを覚えています。
母と全国大会に行ったのは中学生までです。最初は東京についてから何線の電車に乗ってよいか全くわかりませんでしたが、毎年行く事により母より、私の方が覚えていた記憶があります。高校生からは、他校の囲碁部の先生が引率してくれました。そのため、高校でどこかに観光に行った記憶はありません。
数々の観光名所に行きましたが、全国大会の一番の思い出は母が宿を手配してくれた民宿です。子どもの頃は東京といえば大都会である印象があったため、実際に宿泊した場所は東京でも郊外だったように思います。広い民宿で朝ごはんがテーブルに並べられているのを取り、食べるスタイルだったため印象に残っています。最初はなれませんでしたが、毎年全国大会に出るようになり、そこに宿泊するのがだんだんと楽しみになって来ました。それが一番の思い出です。
小学生から中学生の全国大会ではベスト8以上に入賞した事が2度あります。それはひとえに母がバックアップしてくれたおかげです。感謝しています。次回は「全国大会後の楽しみ②」を紹介します。
全国大会でベスト8以上に残るよう「碁」for it(頑張る)!
県民みんなの囲碁大会(2024年5月下関市)
