2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

第百四十二手「第15回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」

「碁」for it 小野慎吾

 まずは私事ですが、囲碁の全国大会は例年7月〜11月に開かれます。今年は自身の全国大会出場で3回、生徒の全国大会出場の引率で1回の合計4回、東京の全国大会に行きました。東京に行った際、多くの囲碁関係者・諸先輩から「小野君、インターネットでこのコラムを見ています」「コラムは囲碁のいい所を記載している」等の励ましの声を沢山いただきました。当コラムは6年目になりますが、このような囲碁の事を自由に記載させていただける機会を下さった日刊新周南様には改めて感謝申し上げます。

 本題に入ります。「第15回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦・山口県大会」は10月26日、周南市の徳山中央棋院で開かれました。参加対象者は未就学児から小学生までです。

 本大会の主催は日本棋院山口県支部連合会、主管は日本棋院徳山支部、協賛はトヨタカローラ山口株式会社、ウベパレットサービス株式会社です。筆者の立場は主管の日本棋院徳山支部で大会を滞りなく、参加する選手が楽しく囲碁を真剣にできる環境を作る事です。本大会は午前中の部「段級位認定大会」、午後の部「県代表決定戦(高学年の部、低学年の部)」の2部制で開かれました。

 昨年は段級位認定戦11人、県代表者決定戦・高学年の部5人・低学年の部1人の参加で合計17人でした。今年は段級位認定戦21人、県代表決定戦・高学年の部5人・低学年の部1人の参加の合計27人で昨年より10人も参加者が増加した事を大変うれしく思います。県内の各子ども囲碁教室をはじめとした囲碁普及活動が進んできている証だと思います。

 段級位認定戦の優勝は吉田健人さん、準優勝は角谷雪さん、3位は金山顕晟さんで、上位3名はトロフィーと賞品が贈られました。県代表決定戦・高学年の部の優勝は馬庭大翔さん、準優勝は馬庭直永さん、3位は亀本航汰さんです。低学年の部の優勝は森田栞奈です。優勝の馬庭大翔さんと森田栞奈さんは12月20、21日に岡山県倉敷市で開かれる全国大会に出場します。段級位認定戦で惜しくも入賞しなかった選手は、次回は入賞してトロフィーを得て欲しいと思います。

 段級位認定戦でトロフィーを得た選手は、次回以降は県代表決定戦に出場し、県代表になれる実力になって欲しいと願います。段級位認定戦のトロフィーより県代表決定戦のトロフィーをより豪華にしているのでそれを狙いに来て欲しいと思います。県代表者決定戦で惜しくも県代表になれなかった選手は、次回その雪辱を晴らして下さい。高学年の部はレベルが高く、有段者が4人います。紙一重の差のため、次回全ての順位が変わる可能性は大いにあります。県代表になった選手は山口県代表として1勝でも多く勝って欲しいと願います。

 囲碁はそれぞれの実力に合ったステージが沢山あります。目標を高く持ち、それに向かって日々の練習をするのが囲碁を長く続ける秘訣です。来年は40人、いえ50人の参加があるかもしれません。多くなればなるほどトロフィー・賞品も豪華に出来ます。筆者は囲碁を真剣にしている選手を誰よりも応援したいと思っています。選手の皆様、また来年お会いしましょう。

 選手の応援を「碁」for it(頑張る)!

第15回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦

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