コラム・エッセイ
第百五十六手「山口県の高校囲碁界」
「碁」for it 小野慎吾 小・中学生の県内囲碁大会は大体の主催が「日本棋院山口支部連合会」で開かれています。高校は各囲碁大会で主催が違いますが、山口県高等学校文化連盟主催が多い様です。
※運営は各高校が持ち回りでしています。筆者の高校時代からそうでした。
6月14日に「第50回文部科学大臣杯全国高等学校囲碁選手権大会・山口県大会」が下関西高等学校で開かれました。参加人数は60名以上だった様です。6月21日に行われた幼児から中学生を対象とした「第47回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会・山口県大会」は全体で30人未満の参加者です。ここ数年で一番多い参加者で大いに盛り上がりました。
高校生の参加人数は幼児から中学生の参加人数の倍で驚異的な数です。これが意味する事は高校で囲碁を始める方が多いという事です。小・中学校で囲碁部がある学校は県内で聞いた事がありません。ですが高校囲碁部は県内に複数校あります。各高校の囲碁部の存在、普及活動もあり高校生で囲碁を始める方が多いと予測されます。
去年の「全国高等学校囲碁選手権大会・山口県大会」の参加人数は82名で非常に高い参加人数を維持しています。全国各県の参加人数と比べても山口県は上位トップ10前後の参加人数です。
筆者の囲碁教室生の男女各1人ずつが本年の「全国高等学校囲碁選手権大会・山口県大会」男子代表決定戦・女子代表決定戦に出場しました。男子代表決定戦に出場した生徒のOさんは、準優勝で見事に山口県代表の座を射止めた様です。
Oさんとは彼が小学2年生からの付き合いであり、約9年間教室に通ってくれています。中学校進学時から囲碁をする回数は少なくなりましたが、定期的に来てくれていて、教室では良いお兄さんの役目を果たして、年下の生徒から人気があります。囲碁の実力は小学生高学年の時に既に初段に到達しており、何度も県代表になりかけた事はあるものの、1度も全国大会には出場した事がありません。
高校に入ってから囲碁・将棋部に入部し、囲碁を本格的に再開しました。今大会の寸前もかなり練習していた様子がOさんから伺え、自信がありそうでした。県代表になった事がなかったOさんが県代表になった事は自身の事のようにうれしいです。
頑張るのに遅いはなく、この出来事で彼が囲碁をより好きになってくれたらと思うばかりです。県代表になったら祝勝会(焼肉会)をすると彼と約束をしました。※当然、筆者の奢りです。(笑)
女子代表決定戦も生徒のMさんが射止め、小・中学生の大会でも小学生1人、中学生1人が県代表になりました。もちろん上記の3人も含めて祝勝会(焼肉会)を開きます。大会に出場した他の生徒達も全員誘うつもりです。このようなうれしい出来事が毎年続けば講師冥利に尽きます。
祝勝会をするために「碁」for it(頑張る)!
高校選手権・全国参加人数(2025年)
