コラム・エッセイ
【周南】「高村」の名、消える
周南漫歩◎1985年の本紙の創刊以来、地元国会議員の動静を伝える毎週の「国会議員の一週間」から、ついに「高村」の名前が消えることになった。
◎この欄は周南3市を含む選挙区の国会議員の動静を紹介し、国政に関心を高めてもらうことが狙いだ。「高村」の名前は外務大臣などを務めた高村正彦氏から長男の高村正大氏と継がれてきた衆院議員の動静とともに、毎週掲載されてきた。
◎しかしこのたびの衆院小選挙区の区割り変更で高村正大氏の新しい選挙区の山口1区には、周南3市が含まれないことになった。
◎周南市毛利町に長年設けられてきた高村事務所は近く閉鎖されるという。正大氏の祖父の故高村坂彦氏の代から数えると、坂彦氏が徳山市長に就任した61年以来、実に63年もの間「高村」の名はこの地に浸透し、親しまれ続けてきた。
◎新2区の当選者となった自由民主党の岸信千世衆院議員はもちろん、比例復活当選した立憲民主党の平岡秀夫衆院議員も、周南3市の切実な声や要望を国政に確実に伝える役割が求められる。その行動を有権者は静かに見つめているに違いない。
(山上達也)
