コラム・エッセイ
【三重】真珠婚で記者の初心に
周南漫歩◎結婚30年の真珠婚夫婦100組が集う「伊勢神宮おかげ参り」に参列した。我が家は運よく抽選で全国100組の真珠婚夫婦の1組に当たった。
◎真珠婚とは真珠が母貝の中でゆっくり育つのにあやかり、夫婦の長い年月を例えたもの。おかげ参りは語呂合わせで「いい夫婦の日」の毎年11月22日、養殖真珠の生産が盛んな三重県志摩市の「真珠婚国際協会」が主催している。
◎前夜には2016年の伊勢志摩サミットの会場だった志摩観光ホテルでウエルカムパーティーが開かれた。筆者が妻と共に抽選で座ったテーブルは偶然にも志摩市の村上圭一副市長との席で、志摩市のいろんなお話を伺えた。しかも取材に来ていた三重県の県紙の伊勢新聞の記者に「実は私もあなたと同業者です」と話しかけると話が盛り上がり、翌日の紙面には筆者と妻の写真やコメントの記事が載った。
◎翌日の伊勢神宮でのおかげ参りでは内宮で特別参拝をした。筆者と妻が手をつないで宇治橋を渡る様子は、NHKニュースの中で放映された。
◎いつもは「取材する側」だが、逆に「取材してもらう」ことがこんなに思い出に残る素晴らしいものと知ったのは、記者生活28年目にして初めてのことだ。記者の初心に返るきっかけになりそうだ。
◎読者の皆さんの中で来年以降に真珠婚を迎える方は、ぜひこの行事に参加してはいかがだろうか。問い合わせは伊勢志摩地域振興協議会内の真珠婚国際協会(0599-46-0546)へ。
(山上達也)
