コラム・エッセイ
【下松】先生募集のポスターで反響
周南漫歩◎記者にとって、取材して書いた記事が世の中の役に立つことほど、うれしいことはない。13日付1面の「下松市の先生 大募集!」の記事もその一つだ。
◎記事掲載の日、玉川良雄教育長から電話があり「さっそく教員免許を持つ人から問い合わせの電話がありましたよ。さらに“このポスターを会社に張りたい”という電話もあり、日刊新周南さんの影響の大きさにびっくりしています」と丁重にお礼を言われた。
◎いやいや、びっくりしたのは私の方。時間的に本紙が配達されて何時間もたっていない段階でこんな反応が下松市教委に寄せられるとは、取材した私にも想定外のことだ。
◎しばらくするとポスターを制作した市教委の尾辻玲主幹からも電話があり「さっそくの反応に、大きなパワーをいただきました。これからも子どもたちの教育のために頑張ります」と弾んだ声でお礼を言われた。その熱い熱い「パワー」は再び私にも返ってきた。
◎ポスターの制作は尾辻主幹が考案し、学校教育課の田谷義和課長に提案して実現したものだ。田谷課長から「募集が増えることはもちろん、それ以上に関心を持ってくれる人が増えることも強く願っています」と温かいメールをいただいた。
◎産休や育休による欠員教員の補充は切実な問題であり、その一助にこの記事が役立つのなら、これほど記者冥利に尽きることはない。
(山上達也)
