コラム・エッセイ
お盆はゴロゴロ♪
随想 猫の目 吉原 雍《ゴロ寝テレビ♪》
お盆休みは、のんびりとテレビを見て、ビールを飲んで、ゴロ寝して過ごした♪
それで改めて気がついた。政治、経済、歴史などの堅い番組が少ない。スポーツ、旅、料理、歌など娯楽番組が多い。
世間のうわさでは有力政治家筋から内々に示唆された。(笑)
「堅い番組は深夜に回し、娯楽番組はお茶の間タイムに放送するように」と。
昔テレビが出回ったころ、評論家の大宅壮一さんが警告した。
「テレビのお陰で、日本人は今に一億総白痴化する。」
大宅さんは「テレビの伝えることを鵜呑みにせず、自分の頭で考えることが大事」と言いたかったのだと思う。
さすがは大宅さんと感心しつつ、さっきの有力政治家筋の話をもう少し補足しよう。
どうやら彼らは「大衆には娯楽を与え、考える力をつけさせない」と考えているように見える。(笑)
実は、その期待通り、1週間ゴロ寝テレビして、僕の頭はカラッポになった(笑)
《パンとサーカス》
しかしこのままじゃ悔しいから、昔、ローマ帝国が滅んだ原因の話を紹介しておこう。
「皇帝は大衆に無償でパン(食糧)と、サーカス(娯楽、馬戦車)を与えた。
大衆は見返りに、権利や判断を捨て、政治的盲目になった。
こうして権力が一部の者に片寄り、やがて国は滅んだ。」
《香港デモ》
さてカラッポ頭でも気になったのが、香港の反政府デモ。
中国政府は「香港は中国の重要な一部だ」として、昔、天安門でやったように軍隊も待機しているらしい。
一方、香港勢も「本音は独立したい」のだから、ちっとやそっとでは引っ込まない。
世界が見守る中、平和的に両者がどう決着するか余談を許さない。
《それにしても》
社会主義の香港にデモがあり、民主主義の日本にざっと半世紀、デモらしいデモがないのは面白い。(笑)
僕に言わせれば、日本がリッチで、平和になり、昔のような大規模デモをする必要がなくなったからだと思う。
曲がり角は半世紀前、日米安保反対のデモが、何となく空しく終わった時。
政府が心機一転「東京オリンピックと、所得倍増政策」を掲げ、大成功した、あの時だと思うが、続きは又ね。
《話変わって》
①あおり運転も京アニ放火も動機不明。傍に異常者がいる恐怖。
②戦争を知らない世代の令和。絶対に戦争しない知性と行動を!!
《いま三匹の猫で》
「竹久夢二・中原淳一/大正・昭和ロマン.展」25日まで♪
(ギャラリー三匹の猫)
