2026年02月06日(金)

コラム・エッセイ

台風は去ったけど

随想 猫の目 吉原 雍

 《台風19号》

 7月、台風の数がまだ5、6号だったころ「今年は少ないな」と思ったら、専門家が言った。

 「台風は毎年20個来ますから、今年もこれからまとめて来るでしょう」

 予言通り次々に来た。全部が大暴れするわけではないが、先月は15号、数日前は19号が暴れまくった。残り、大きいのが何個いるか心配だ。

 《台風のエネルギーは》

 例えは良くないが、原爆の300万発分の威力があると聞いたことがある。

 そんなエネルギーがどこでどうやって生まれるか。これもどこかで聞いた話だが、南太平洋の熱した海水が作る水蒸気だか気圧が原因という。

 そして温暖化が止まらない地球は、海水温が熱くなる一方だから、今後も超大型台風がどんどん来るという。

 《想定外の暴れぶり》

 最近は台風が近づくと専門家やテレビや、なぜか政治家までが忠告するようになった。

 「命を大切にするように行動してください」

 そして台風が実際に大暴れした後ではこう解説する。

 「こんなのは過去初めて」「予想もしなかった川や土手がやられた」「悪条件が重なって想定外だった」

 さらに政治家は「早く被災地が回復し、再発を防ぐよう当局に指示した」と胸を張り、テレビが発言を反復する。

 《これでいいのか地球と日本》

 地球温暖化の結果、新たに起きる現象は、たしかに地球のだれも未経験かもしれない。

 だが強大化する一方の台風について、台風列島の日本が江戸時代みたいにオロオロするばかりでは情けない。

 遅ればせながら、今こそ世界の先頭に立って、地球温暖化防止(=台風対策)の旗を振ろうじゃないか♪

 石炭か、原子力か、第3の火か…こんな大事な時に何億円ものワイロがバレた原子力幹部がいるなど国の恥。

 他にも同罪の隠れた悪党やしがらみやウミなどは、この機会に明るみに出そう。

 そしてラグビー日本みたいに、国民がガッチリとスクラムを組んで、蹴飛ばそう♪

 ノーベル化学賞の吉野先生や諸賢人のお知恵もお借りし、地球に夢と展望を描こう♪

 《最後に、地酒横丁》

 などとぼやきながら先日、徳山駅前の地酒横丁で一杯。全国の地酒を手に飲兵衛の若者がいっぱい。  

 茨木の名酒を販売中の女性と立ち話。「お国の台風は大丈夫?」「心配ですね」「水戸藩が桜田門で決起したから倒幕できた。」「あらそんな(笑)」

 《三匹の猫でいま》

 「三坂仁 きりえ展・90才・古事記に挑戦!!」♪

(ギャラリー三匹の猫)

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