コラム・エッセイ
俺の後ろに立つな ! !
随想 猫の目 吉原 雍《ロシアのウクライナ侵略》
昨日まで皆と笑って暮らした国や町が、一夜明けたら戦場になっていた。
ウクライナの人々はどうか悪夢であってくれと願ったに違いない。
つい先日のロシア軍の侵略のことだ。
《中世に逆戻り》
世界の人種、歴史、言葉、文化はみな違うが、話し合い、友だちになり、つき合って行こう。
それが幾多の戦争や不況の後に、現代社会が勝ち取った知恵だった。
だがロシアのプーチン大統領は簡単に踏みにじった。
「大包囲、突然開戦、無条件降伏要求、原発占拠、核戦争示唆、ウクライナ市民無差別攻撃、反プーチンのロ市民大量逮捕。
そしてとどめが国連や世界世論との対話、勧告無視」
恐ろしいね。まるで中世の専制君主か、ヒットラーみたいだ。
残された道は「孤立か、世界戦争か」だが、どっちも困る。
《時計の針を戻すな》
「俺は核と軍事力を持っている。属国になれ」とウクライナを脅し、世界には「制裁でも戦争でもやってみろ。核戦争も受けて立つぞ」と居直る。
こんなプーチン式のやり方には残念ながら悪しき前例があった。
アメリカが一強他弱だった時代、数十年前の話だが。
アメリカは国連など当てにせずに、友好国と連合して、ベトナム、アフガニスタン、イラクなどで戦争した。
その結果は相手を深く傷つけただけでなく、自分も深手を負って引き下がった…。
アメリカも悪例を残したものだが、当時は世界最強最大の超大国アメリカだけに、何をやっても他国は黙っていた時代。
いま核大国ロシアのプーチンが、時計の針をあの時代まで巻き戻そうとしている。
「ならず者プーチンは、核を振り回す超危険な裸の王様」と言う評論家もいる。
世界にいま必要なのは「国連の名でプーチンに今すぐ戦争をやめさせること」。
《三寒四温♪》
話変わって花便りの季節になったが、三寒四温でまだ海も山も風が冷たい。
おまけに長く続くコロナ禍で小、零細企業の経営も冷え切って、体の具合まで悪い。
このうえプーチンと第3次大戦になったら原油高、食糧難、株安、円安で日本沈没だ。
などと話しながら先日、友人と周南市文化会館に出かけた。
《アニメ音楽の久石譲コンサート♪》
久石はあのジブリアニメの作曲家とあって、会場にはセーラー服の女子高生も大勢。
小柄な彼の背中を見ながら大阪フィルの演奏を聞いていたら、コロナもプーチンも忘れた♪
突然「俺の後ろに立つな」殺し屋ゴルゴの声と銃声、「プーチンが」の声…目が覚めた。寝たらしい。いい夢を見た♪
余談だが久石と僕は東京の中央線・国立(くにたち)の大学で学んだ。
彼は国立(くにたち)音大、僕は一橋大。彼の音楽を生んだ、いつも青空の、きれいな街だった♪
《最後に三匹の猫で》
地元作家8人の「創作人形・ひな展」♪(3月末まで)
全部手づくりの、独創的、世界に1つだけの作品ばかり。
人、ウサギ、トラ、ネコの人形や花、首飾り。贈り物にも楽しいよ♪
(ギャラリー三匹の猫)
