コラム・エッセイ
もの思う春
随想 猫の目 吉原 雍《東京のサクラ》
東京のサクラ開花宣言をいつ出すかというニュースが、数日前、テレビを騒がせていた。
靖国神社の庭のサクラの枝に5,6個咲けばOKらしい。
日本は何でも東京が一番で、山口のサクラなど、ニュースにならない。
第一、東京は山口より北にあるのに、毎年山口の数日前に咲く。
ケチをつける気はないが、あの数日差は温暖化の差だと僕は思う。
東京では、建物や車が出す暖房排気がビルの谷間に残留して温かい。
さらにコンクリートのビルや道路の表面温度が、なかなか下がらない。
だから東京は山口より暖かくて、サクラが早咲きする。
温暖化の東京、空気がきれいな山口、サクラちゃんはどっちが好き?(笑)
《友あり東京より来たる》
東京と言えば先日、サラリーマン時代の部下4人が、東京から「ふくを食しに来ました♫」。
皆定年になったと聞いてビックリ、20年ぶりの再会に涙が出そうだった♫
まず大津島の「人間魚雷回天」に案内したかったが、サクラはまだだし、波が高くてあきらめた。
「この港でかつて戦争があったんですね」
「徳山・下松港は水深が深くて島に囲まれて、戦前は海軍の大燃料庫があった。(特攻隊基地も)
戦艦大和が出撃前夜に油を積み込んだほどの軍港だった。
戦後は石油、鉄鋼コンビナートになり、今は日本屈指の貿易港だよ」と宣伝した♫
お目当てのふくは大好評で、白子焼を肴に、ヒレ酒を何杯飲んだだろう♫
駅ビルのスタバでお茶したら「流行ってますね、図書館が入った駅ビルは日本でここだけでしょう、スゴイ」と褒められた♫
あのゴーン氏や旧友たちの話もいっぱいして、お別れだ、友よ、また会う日まで♫
《イチローと白鵬》
話変わって大リーグのイチローが引退し、絶賛の嵐♫
会見で心に残った話。
「アメリカでは外国人で孤独だった。」「妻の弓子と一弓(夫妻の頭文字をつけた愛犬の柴)に感謝。」
また先日、大相撲の白鵬が全勝で42回目の優勝を飾った。
会見で心に残った話。
「平成時代に育った自分は、平成最後の場所に優勝できてうれしい。」「平成で一番の思い出は8年前、天皇陛下からお祝い状をもらったこと。」
(注)当時大相撲は野球賭博で天皇杯を返上し優勝の白鵬が「天皇杯がない」と悔し泣きしたと耳にされた陛下が「お祝い状」を届けられた♪
白鵬君、平成の次の代も優勝しておくれ。
《三匹の猫は》
いま「福谷浩志水彩画展」♫
31日(日)午後2時「しろくま楽団・ジャズ」♫
(ギャラリー三匹の猫)
