2021年11月30日(火)

トップインタビュー

真面目なものづくり企業の一員

東洋パックス代表取締役社長 田中和夫さん(60)

PROFILE

たなか・かずお
1961年周南市生まれ。徳山高、九州工業大学機械工学科卒。84年東洋鋼鈑入社。薄板部長、缶材営業部長を歴任。2019年に東洋パックス取締役就任。2020年4月から現職

会社の概況をお教え下さい。
 東洋鋼鈑の主力製品である鋼板を保護、包装するための梱包資材を製造し、これらを用いて梱包する作業を手がけています。金属、木材、複合紙などを加工した色々な形状の梱包資材は、東洋鋼鈑以外の各社にも販売しています。
東洋鋼鈑グループならではの安定した経営環境が強みですね
 投資や新しい取り組みを実行できる資金力があります。ものづくりの企業グループの一員として、粘り強くコツコツと仕事に向き合う社風が当社の特徴です。梱包は、品質を確保してユーザーに製品を届けるための最終段階の重要業務で、社員は改善意欲を持って元気に働いています。
昨年4月の社長就任以来、特に取り組んでいることは何でしょうか。
 週に1、2回は現場を歩き、仕事以外の話題も交えて社員とコミュニケーションを取っています。何でも話し合える風通しの良い職場を心がけていますね。業務改善では、社員からの「こうしたらいいのでは」という提案のうち、優秀なアイデアにはこれまでよりも報奨金を多くし、活発な改善活動が生まれるようにしました。1人1人がチャレンジしながら、組織としてまとまり前に進む集団が理想です。
「世間や家族に誇れる会社づくり」を目指しておられますね。
 時代の流れに合わせ、東洋鋼鈑の品種構成も変わってきています。当社をとりまく経営環境の変化にスピーディーかつ柔軟に対応できなければなりません。その上で、会社が安定した収益をあげ、従業員が、やりがいを持って安心して元気に働き、安定した収入を得るための企業基盤づくりを意識しています。
高卒者の新規採用にも注力されています。
 弊社にとって継続的な人材確保は、非常に大切です。社員の平均年齢は39.4歳で、若手からベテランまで幅広い年齢層が一緒に働いています。2019年には厚労大臣から、若者の雇用や人材育成に取り組んでいる「ユースエール認定企業」に選ばれました。様々な技能講習や受験なども積極的にサポートしています。若い人材の確保のためにも今後は、ホームページの立ち上げなど当社の知名度アップを図っていきたい。
 やまぐち健康経営、女性の活躍推進事業者など県から様々な認定を受けていますね。
 当社には6人の障害者が勤務していますが、障害者雇用の取り組みが優良な会社として、9月に国から、県内2番目の「もにす認定事業主」に選ばれました。男性が育児参加しやすい環境を作る「イクメン応援企業宣言」、子どもの通院などに対応した1時間単位での有給取得制度の新設など、これからも、社員全員が安心して働ける職場を目指します。
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