ニュース
文化 : 下松市のニュース
25周年祝い「祭衆」と合同で 降松星太鼓チャリティコンサート
文化下松市下松市を拠点に活動する和太鼓グループ、降松星太鼓保存会(田村好則会長、25人)の設立25周年チャリティコンサート「一日限りの祭衆」が13日、スターピアくだまつ大ホールで開かれ、約700人が和太鼓の勇壮な響きに魅了された。
同会は5歳から70歳代までの多彩な世代で活動している。開会で田村会長は「ホールいっぱいに響くダイナミックな音色をしっかり鑑賞して下さい」とあいさつ。祝辞を述べた国井市長はバチを手に大太鼓に向かって「第一打」を披露した。
第1部は降松星太鼓がオリジナル曲の「星のまち伝説」や「打八丈」などを演奏。
第2部は25年前の結成時に指導を受けた京都市の「太鼓センター」の東宗謙(ひがし・むねのり)社長や、東さんが総合プロデューサーの「風流打楽 祭衆」が出演した。すでにプロで活動している下松出身の橋口まゆみさんら和太鼓奏者6人が、この日限りのチームを組んで勇壮な演奏を披露した。
さらにアンコールでは降松星太鼓と祭衆の奏者が合同で演奏。ステージには「農者天下之大本」「楽者天下之大輪」の懸垂幕も登場し、会場から惜しみない拍手が起きていた。
この日の収益の一部は市社会福祉協議会に寄付する。