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経済 : 下松市のニュース
秋の夜空に 華麗な花火千発 日立製作所がサプライズ コロナ打破と感染防止に感謝
経済下松市下松市の日立製作所笠戸事業所(三浦淳事業所長)は23日夜、サプライズで15分間にわたって花火千発を打ち上げ、秋の夜空に輝く花火で市民の目を楽しませた。
この打ち上げ花火は新型コロナウイルスによる閉そく感を払しょくして早期の収束を願い、従業員や市民の日ごろの感染拡大防止の協力に感謝することが目的。しかし市内に花火を鑑賞するための人出が増え、地域住民に迷惑をかけることを防ぐためとして、従業員には花火の打ち上げを外部に口外しないように要請していた。
ところが打ち上げ予定時間の午後7時が近くなると、笠戸島の市栽培漁業センターや本浦漁港、笠戸大橋、本土側の下松公園など花火がよく見える位置には家族連れなどが殺到した。とくに笠戸大橋近くの県道の両側は路上駐車する車でいっぱいになり、下松警察署のパトカーが「路場駐車はしないで下さい」とスピーカーで呼びかけて回る一幕もあった。
花火の打ち上げは予定の午後7時を過ぎても始まらず、市栽培漁業センター前では「ねえ、あと何分?」としびれを切らす子どもの声も聞こえた。しかし20分遅れで打ち上げが始まると、夜空を焦がし、水面を彩る鮮やかな花火に拍手が起きた。花火の打ち上げは予定より約5分長く、約20分間続いた。
同事業所は国内向け鉄道車両のほか、台湾向け特急車両、パナマ共和国向けモノレール車両の大量生産で好況が続いている。市栽培漁業センター近くの県道沿いから妻と花火を鑑賞した男性(65)は「この花火を見てコロナで委縮していた雰囲気が吹き飛んだ気がした。日立の粋な好意に感謝したい」と話していた。
