2026年04月20日(月)

ニュース

経済 : 下松市のニュース

【下松市】「そろそろ潮時…」の投稿に波紋 「激安弁当」のスーパーマルエス

  • 「200円弁当」を持つ矢野さん

  • スーパーマルエス

地元問屋の廃業で商品減響く

 下松市内で唯一の個人経営のスーパー、旗岡1-7-2の「スーパーマルエス」の矢野忠治社長(71)がフェイスブック上で「そろそろ潮時かな…。体力と気力が続かなくなってきた」と、閉業に言及する投稿をしたことで、お客さんの間で波紋を呼んでいる。地元の問屋の閉鎖や撤退で仕入れが難しくなり、一部の商品の供給が滞りつつあるためだ。       (山上達也)

「200円弁当」の人気は不変

 スーパーマルエスは大分県中津市出身の矢野さん(71)が昭和40年代に栄町で創業。後に旗岡店も開業して2店体制で長く経営してきたが、大型店やドラッグストアの進出が相次いで、客が減少したことが響き、2019年に栄町店を閉じて旗岡店だけになった。矢野さんは2018年から市議を1期務めた。

 矢野さん手づくりの「200円弁当」は人気で、1日に調理する50食はほぼ毎日完売しているという。のり弁当をはじめ、トンカツ、シャケ、カレー、メンチカツ、ハンバーグなど多彩なメニューで提供している。

 かつて市内には個人経営のスーパーが15店前後もあったが、今ではマルエスのみ。周南市でもスーパー小松大神店のみで、光市は中島田の秋本勇商店だけになっている。

 スーパー小松と秋本勇商店は一般食品や生鮮食品、酒、医薬品などの商品を共同で仕入れる全日本食品㈱に加盟しているが、マルエスは「加盟に必要な出資に見合うメリットが感じられない」として加盟していない。

「お客さんいる限り、ギリギリまで…」

 このためマルエスは地元の問屋から商品を仕入れてきたが、ここ数年で廃業や撤退が相次いだ。地元の豆腐店の廃業や茶屋の業務縮小、漬物の商品供給量減少も響いた。今後も品ぞろえの厳しさが予想されるため、矢野さんは「販売する商品が減れば売り上げが見込めない。資金繰りは悪化の一途だ」と苦悩を打ち明ける。

 しかし「200円弁当」は安定した需要があるため「業務の足を引っ張っていない」という。旗岡団地には車を持たない高齢者が多い上、サラリーマンや作業員の来店も多い。矢野さんは「マルエスを必要としてくれるお客さんがいる限り、ギリギリまで経営を頑張りたい。しかし店がいつまで続くか、全く見通せない」と話す。

 半面、生鮮野菜は矢野さん自身が市場で競りに直接参加して仕入れているため、問題なく販売している。鮮魚関係は刺身の仕入れを続けている。

 年中無休。営業時間は午前9時から午後6時半まで。電話は0833-43-3514

今日の紙面
山口コーウン株式会社

「安全で 安心して 長く勤められる会社」をスローガンに、東ソー株式会社等の化学製品を安全かつ確実にお届けしています。安全輸送の実績でゴールドGマーク認定を受け、従業員が安心して働ける環境と「15の福利厚生」で従業員の人生に寄り添っています。

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!

山田石油株式会社

ソロや友達と過ごす「おとなじかん」から、親子三世代で過ごす「かぞくじかん」も楽しめる日帰りレジャー施設「くだまつ健康パーク」。屋内で遊べる施設や岩盤浴、サウナも充実!