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「顔見ながら話せた」 オンラインで同窓会 光市成人のつどいに代えて
地域光市新型コロナウイルス感染症対策で中止した光市成人のつどいに代わるオンライン形式の行事が3日、浅江のコワーキングスペース「ヒカリバ」を発信拠点に開かれ、新成人たちがインターネット上で双方向のやり取りを楽しんだ。
同市は1月10日に予定していた成人のつどいを5月3日に延期していたが、コロナ禍が一向に収束しないため、順延なしの中止にした。代わりにオンライン形式で開くことにし、市教委は4月23日、アクセスに必要なIDとパスワードを記した案内文を対象者546人に郵送した。
オンライン配信の会場は同成人のつどい企画運営委員会の石川博之委員長(37)が経営するヒカリバ。ここにあるすべての設備や備品をヒカリバが無償で市教委に提供した。この日は同委員会のスタッフ5人のほか、市教委の伊藤幸子教育長、芳岡統教育部長、国広公平文化・社会教育課長、西優社会教育係長らも会場を訪れた。
第1部「全体行事」は、市内在住のクリエイティブMC、恵(めぐみ)雅子さんが司会し、市川市長のメッセージ▽市内6中学校の恩師計7人からのメッセージ▽光高吹奏楽部とひかり吹奏楽団によるレノファ山口公式テーマソング「スタートライン」や6中学校校歌メドレーのジョイント演奏を、いずれもあらかじめ収録したビデオで配信した。
第2部「オンライン交流会=同窓会」は、ウェブ会議サービス(Zoom)のブレイクアウトルーム機能で最大50ルームを用意して、中学校のクラスや部活動単位など多彩なグループで交流できるようにした。
浅江中3年2組のルームでは小川諒さん(20)、角谷泰造さん(20)、内富裕海さん(20)が対話。学生生活を送る東京から参加した内富さんは「コロナでなかなか光に帰られない。でもリモート式で参加できたおかげでみんなと顔を見ながら話せるし、式に出席できた雰囲気を味わえた」とうれしそう。
浅江中の別のルームには当時の校長の伊藤教育長が会場から加わり、一人一人に近況や将来の夢を聞いたり、在学中の思い出を話して盛り上がっていた。
第2部の設定時間は3時間半で、訪問者は83人だった。石川さんは「コロナだから単に中止するだけでなく、成人を祝う節目をどう提供するかを考えた結果、リモート形式で開くことになった」と笑顔を見せた。石川さんによるとリモート形式の成人式を双方向スタイルで開くのは全国的に珍しいという。
第1部の動画は市ホームページ上で公開している。新成人への記念品は現在検討中で、決まり次第、新成人全員に郵送する。問い合わせは市教委文化・社会教育課社会教育係(0833・74・3604)へ。
