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【光市】光高野球部 余剰金は2,215万円に 甲子園出場後援会が解散 収入は目標額6千万円上回る
地域光市春のセンバツ高校野球大会に出場した光高の甲子園出場後援会(藤井康司会長)の総会が10日、ホテル松原屋で開かれた。甲子園出場募金活動の決算報告を承認し、収入から支出を差し引いた余剰金2,215万7,886円の使い道も決めた。
報告によると、収入は目標の6千万円を超える6,063万8,752円▽支出は目標の6千万円の64.1%に当たる3,848万866円になった。
収入のうち寄付金は目標の4,800万円をわずかに下回る4,768万5,909円。寄付は6,195件で、うち芳名帳によるものが5,103件▽口座振り込みが824件▽クラウドファンディングが268件だった。
支出のうち予算額1,100万円の「選手出場費」は、16泊17日という長丁場になったものの770万1,498円で抑えた。
余剰金は、遠征費などの野球部活動費に400万円▽礼状発送や記念誌制作などの残務整理費に265万7,886円▽甲子園出場準備金の基金に1,200万円▽施設整備などの特別活動助成費に350万円を割り振る。
総会には名誉会長の市川熙市長、副会長の木村信秀市議会議長ら約30人が出席した。藤井会長は「選手たちは堂々と価値ある一勝をあげてくれた。夏の大会に向けた戦いも始まっている。さらなる活躍を期待したい」とあいさつし、同校の村上浩昭校長、川上健一郎野球部長がお礼の言葉を述べた。
藤井会長は「この総会をもって後援会は解散する」と宣言し、各方面からの協力に感謝の気持ちを表した。