2026年05月11日(月)

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地域 : 下松市のニュース

ネーミングライツ導入や 一般質問・コロナ禍の財源確保 地域の偉人顕彰にも光

  • 永地秀太の絵の写真を披露する小田部長

 下松市9月定例議会は9日が一般質問の2日目で3議員が質問に立った。国井市長は新型コロナウイルス感染症対策で厳しさを増す財源対策として、新たにネーミングライツや債券運用にも取り組む考えを示した。

 堀本浩司議員(公明党)の質問に答えた。市長は「投資的経費の抑制や一般行政経費の削減を進めるなどで歳出構造を見直し、計画的なまちづくりや企業誘致で税源のかん養に努めていく」とし「ふるさと納税制度(の一層の充実)やネーミングライツ、債券運用などで、新たな財源確保に一層取り組む」と方針を示した。

 さらに堀本議員は報道写真家で戦後活躍した福島菊次郎や、明治から昭和初期に活躍した洋画家の永地(ながとち)秀太、江戸時代の医師の飯田柔平、旧制下松工業学校出身の詩人の礒村英樹といった市出身の著名人を顕彰するように求めた。

 玉川良雄教育長は「市出身やゆかりの著名人に長岡外史、久原房之助、矢嶋作郎、矢島専平がよく知られているが、各時代で活躍した(そのほかの)郷土の先人の存在も忘れてはならない」として、市立図書館内の市郷土資料・文化遺産デジタルアーカイブや、くだまつ再発見コーナーで情報発信するとした。

 小田修教育部長は現在も永地の母校の中村小の校長室に掲げられている永地作の洋画2枚の写真を手にしながら「郷土の偉人を紹介している小学4年生の社会科の副読本に、福島、永地らも地域の偉人として披露したい」と答えた。

 阿武一治議員(新生クラブ)は全国の市で5番目に安いという水道料金について「全国で5番目に安い現行料金(世帯平均1833円)を、隣の光市並み(同2760円)に引き上げ、8億円の増収分を子ども医療費助成枠の拡大に使えないか」と提案し、国民宿舎大城も「素人の経営には無理がある。民間に売却する考えはないか」とただし、かつての銀行幹部らしい視点で政策提言をした。

 国井市長は「可能な限り現行の料金体系は維持したいが、今後の老朽施設の更新需要と財政収支の見通しを把握し、適正な料金改定を図る必要がある」と答えた。鬼武輝明経済部長も「大城は観光振興と市民の福祉増進を図る公共施設として運営を続ける。売却は考えていない」とした。 

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