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101歳大往生の最期に献眼 故原田綾子さんに3団体から感謝状 長男の治夫さんに伝達
地域下松市8月5日に101歳で亡くなった下松市新川の原田綾子さんの両眼が、生前の遺言に基づいて2人の視覚障害者に献眼された。これをたたえる感謝状の贈呈式が14日に東柳のさくらで開かれた下松中央ライオンズクラブ(小椋健会長、27人)の例会であり、同クラブ会員で会長経験者の長男の治夫さん(74)に、やまぐち移植医療推進財団(今村孝子理事長)など3団体から綾子さんへの感謝状が伝達された。
綾子さんは5年前に新川の老人保健施設成幸苑に入所し、耳が遠い以外は100歳を超えても元気だったが、最期は眠るように息を引き取ったという。
献眼登録は治夫さんを通じて同クラブにしておいたため、死去後すぐに医師が献眼の措置を施し、視覚障害者2人に角膜が移植された。角膜はもともと160年から180年間も機能するといわれ、視覚障害者に確かな「光」をプレゼントすることになる。
感謝状は同財団のほか、日本アイバンク協会(沢充理事長)▽ライオンズクラブ国際協会336―D地区(大野美雄ガバナー)から贈られた。綾子さんは同クラブ経由の14人目の献眼者になる。
小椋会長から感謝状3通を受け取った治夫さんは「母は大往生の最期に、献眼という大きな貢献ができた。これからもこの経験を活かし、ライオンズクラブのメンバーとして献眼活動に力を入れたい」とお礼を述べ、小椋会長、松田新一幹事と感謝状3枚を手に記念撮影をしていた。
綾子さんには後日、厚生労働大臣からも献眼に対する感謝状が贈られる。
