2026年04月17日(金)

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【下松】水深日本一の巨大桟橋に 一般見学会・17万5千トンの巨大船接岸可能

  • 完成した桟橋とベルトコンベアー

  • 桟橋を見学する参加者

 国土交通省が下松市東豊井で建設していた国際バルク戦略港湾政策に基づく全長390メートルの桟橋が完成し、22日に一般向けの見学会が開かれた。

 応募者310人から抽選で選ばれた126人が、日本一の水深19メートルを誇る大型桟橋を見学した。同桟橋は5月ごろに完工式を予定している。

 この桟橋は光市との市境近くにあるENEOS㈱下松事業所の石炭中継基地の隣。国が直轄事業で約451億円をかけて建設した。

 桟橋にはケープサイズ級(17万5千トン前後)の巨大貨物船が接岸できる。ここで海外炭を下ろして石炭中継基地で保管し、瀬戸内沿岸の火力発電所などの需要先に配送する。

 これまで日本で最深の桟橋は横浜市の横浜港や福島県いわき市の小名浜港の18メートルだったが、下松市のこの桟橋は水深がさらに1メートル深い港になった。

 参加者は午前中1回と午後2回に分かれて見学し、国交省宇部港湾・空港整備事務所の荒木達也企画調整課長らの話を聞きながら徒歩で見学した。

 両親や兄弟と参加した公集小1年の白井李空(りあ)さん(7)は「大きい船が入ったらまた見に来たい」と楽しそう。会場には東京都の一般社団法人日本埋立浚渫(しゅんせつ)協会▽周南市平和通の洋林建設㈱▽同市入船町の㈱髙須組▽柳井市伊保庄の井森工業㈱が施工の様子を紹介するパネルを展示し、関心を集めていた。

 下松市役所から国交省に出向している西山弘樹同事務所企画調整係長(33)は「たくさんの皆さんに関心を持っていただけてうれしかった。大型船舶による輸送で物流コストの削減効果を期待したい」と話していた。

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