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台湾―与那国を丸木舟で航行 2月1日・原康司さんが体験航海報告
地域周南市国立科学博物館が主催した日本最西端の島の沖縄県与那国島と台湾の間の海、約205キロを丸木舟で漕いで渡る航海体験でキャプテンを務めた、平生町の原康司さん(47)の講演会「それは3万年前の出来事〜日本列島人は丸木舟を漕いでやってきた!」(新周南新聞社など後援)が2月1日(土)午後2時から4時まで光市の島田コミュニティセンターで開かれる。
原康司さんの報告を聴く会の主催。原さんは周南市出身で新南陽高、大阪芸術大卒。1992年にアメリカ大陸を自転車で横断したのを皮切りに、ブラジルやインドネシア、米国アラスカ州で川下りやシーカヤックの航海を重ね、北極圏自転車横断も敢行。
2014年には福岡―韓国・釜山の約250キロを伴走船を率いずにシーカヤックで単独横断し、国際的な漂着ごみのキャンペーンも展開した。
体験航海は昨年7月にあった。台湾東部の台東県成功鎮を丸木舟で出航し、45時間10分をかけて与那国島に到着した。日本列島に人が渡ったとされる3万年前を想定。漕ぎ手は日本人が原さんら男女4人と台湾人1人。
台湾と与那国島の間に世界最大規模の黒潮が立ちはだかる中、最初の日本列島人がどうやってこの海峡を乗り越えたか、その困難さを実証しようと計画された。丸木舟も草、竹、木だけで作り、時計やコンパス、GPS、携帯電話、スマートフォン、パソコンも持たず、星の流れで位置を確かめながら漕ぐという、3万年前の技術水準で航海を試みた。
講演会では航海の体験を披露し、丸木舟で人類の足跡をたどった思いや、大自然に囲まれて航海した気持ちや思い出などを話す。
参加費は大人500円、高校生以下無料。同センターは市民ホールと同じ建物。問い合わせは同会の玉木さん(090-9156-9729)へ。
