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フグの皮の石けんがグッドデザイン賞受賞 FUKU SOAP
地域周南市フルールパルレと ピスタチオデザインが快挙
周南市のフルールパルレ(恵良賀子代表)と下関市の藤フーズ(青木光海代表)が共同で開発し、櫛ケ浜に事務所があるピスタチオデザインの大木賢一代表(50)と児玉良美さん(37)が石けんの形とパッケージのデザインを担当した、フグの皮から作った石けん「FUKU SOAP」が、2020年度のグッドデザイン賞を受賞した。
同賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が優れた理念やデザインを持つ製品、建築、システム、サービスなどに贈るもの。今年度は1日に発表されたが、審査対象は4769件で、受賞が1,395件。県内からの受賞はこの商品を含めて4件のみだった。
この石けんの発売は昨年12月。「女性が使いたくなるような石けんを作りたい」と考えた恵良さん(51)が、自身の大好物でもあるフグに含まれるコラーゲンを活用することを思いつき、藤フーズに相談。トラフグの皮から抽出した無味無臭、高純度のコラーゲン成分を紹介されたことが開発のきっかけだった。
その後、デザインのために大木さんと児玉さんが加わり、いずれもフグの町である下関と周南の3社が手を取り合って商品化にこぎつけた。
フグの皮を使用して作られた石けんは世界初。人の体温で溶け出す海洋性コラーゲンを多く含むため、しっとりとした洗いあがりが特徴だという。
外箱はテトラポッドを模した三角柱の形で、「∞(無限)」のマークや海の中の泡などをイメージしたフグのロゴが目を引くかわいらしいデザイン。長門市の道の駅、センザキッチンでは2週間で約100個が売れる人気ぶり。修学旅行などのお土産としても注目されているという。
今回は、こうした開発の背景や石けんとしての優れた特徴、デザイン性の高さが受賞の決め手となった。
受賞の知らせを受けて、恵良さんは「本当にうれしい。皆さんの協力あっての快挙です」、大木さんは「まだ実感が湧かないが、自分達の想いが認められたということ」、児玉さんは「これからこの石けんがもっと広まっていけば」と口々に喜びを語った。
値段は550円(税込み)。周南地域では道の駅「ソレーネ周南」、今住町のレンタックス、清水町のシュガーシュガーカフェ、遠石の八丁櫓、下松市末武中のさざん亭などで販売している。
また、インターネット通販のFleur Parler BASE店 https://tashinami.stores.jp/でも購入できる。
問い合わせはフルールパルレ(Eメール fleurparler@nifty.com)まで。
