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【山口県】県消防操法大会で優勝 周南市消防団第11分団 ポンプ車操法で練習の成果
地域周南市消防団の第69回県消防操法大会が17日に県消防学校で開かれ、山口県周南市の代表として出場した市消防団(神本康雅団長)の第11分団(通山良史分団長)が「基本操法(ポンプ車の部)」で優勝した。同市のこの部門での優勝は旧2市2町時代を含めても2度目になる。27日に代表が市役所を訪れて藤井律子市長に優勝を報告した。
同大会のこの部門には5チームが出場した。チームは指揮車の1人、1番員から4番員までと補助員の6人で編成。放水などの操作の正確さやタイムを競った。
第11分団は旧徳山市の市街地を管轄していて第1支部から第3支部まであり、今回、出場したチームは選抜された選手で編成。7月17日に開かれた市消防操法大会で優勝して市の代表に選ばれた。県大会までの2カ月は周南緑地公園中央緑地で市消防本部の職員の指導も受けながら10回の練習を重ねた。
選手は40歳前後のベテランが中心。指揮者は鬼武秀光さん(53)▽一番員が久村洋彰さん(39)▽2番員が潮田裕亮さん(37)▽3番員が山本嘉彦さん(39)▽4番員が福永健一さん(42)▽補助員が岡本聡志さん(48)。仕事を終えたあと、週に2、3回、選手以外の団員にも支援してもらいながら練習してきた。
27日は神本団長、通山分団長と選手を代表して福永さんが優勝旗や盾、賞状を手に訪れた。神本団長は「周南市の誇りです」と選手を賛え、市長も久々の優勝を喜んでいた。
「これまで気合、めりはりの面で優勝チームとの間に壁があると思っていたが、今回、壁を打ち破ることができ、達成感がある」と話していた。