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政治 : 光市のニュース
ペットと一緒、いつも安心! 災害時用に同行避難所開設 4動物病院が運営協力
政治光市光市は1日、災害時に被災者がペットを連れて避難できる「ペット同行避難所」の試行運営を、光ケ丘の光テクノキャンパス研修センター(旧YIC保育&ビジネス専門学校)アリーナで始めた。合わせてこの日、市内の4動物病院が災害時に同避難所を支援する協定を同市と締結した。
災害時に被災者がペットを同行して避難できる避難所の設置はもともと要望が高いが、同市防災危機管理課によると実際に設置されるのは全国的に珍しいという。同市はそうした要望を先取りする形で設置を決めた。
同アリーナは今年3月末の同専門学校の閉校以来、使われていない。同避難所の対象はペットを連れて避難する人、対象の動物はイヌ、ネコ、小鳥などの小動物で、ヘビやワニは対象外。ペットはケージに入れて同アリーナの隣の大蔵池公園に設けたユニットハウスのケージ置き場に置き、飼い主はアリーナで寝起きする。ユニットハウスはイヌ棟、ネコ棟、小動物棟の3棟ある。
利用には、ケージに入る動物はケージに入れる▽犬の場合は登録と狂犬病注射をしている▽大型犬などのケージに入らない動物、基本的しつけやワクチン接種などペットの健康管理ができていない動物は受け付けをした後に車中で避難―などの条件がある。
この日は同アリーナで浅江のワールド動物病院(福島隆雅院長)▽虹ケ浜の光動物愛護病院(弘津和之院長)▽浅江の菅原獣医科医院(菅原淳也院長)▽小周防のかわの動物病院(河野節子院長)が同市と協定書に調印。市川市長は「家族の一員であるペットと一緒に避難したい人が増えている半面、避難所にペットを持ち込むことに鳴き声やにおいを嫌がる人も多い。ペット同行に特化した避難所の設置で、そうした要望に安心を届けたい」とあいさつした。
動物病院4院を代表して福島院長が「ペットは家族と一緒に避難したがっている。災害時には私たちも避難所に交代で詰めて、皆さんが安心して避難生活が送れるように力を尽くしたい」と述べた。
続いてケージ置き場のユニットハウスで、ペットと訪れた市民約20人とケージ持ち込みの演習をした。愛犬のチワワと訪れた虹ケ丘の有竹英喜さん(78)は「ペットは家族同然なので災害時にペットと一緒に避難できることは本当にありがたいし、安心感がある」と話していた。
