2022年01月24日(月)

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政治 : 下松市のニュース

新人6人が出馬表明 定数2〜3人超の激戦か? 共産、日立労組の対応注目

 4月3日(日)告示、10日(日)投票の下松市議選(定数20)に、年末から年明けにかけて新人4人が相次いで出馬を表明した。すでに出馬を表明している2人を含めて新人は6人になり、さらに複数の新人の出馬表明が予想される見通し。これまで2回連続で低調だった同市議選は定数を2〜3人上回る、久しぶりの激戦に持ち込まれる可能性が大きくなっている。(山上達也)

守田、柳瀬、武居、近藤氏

 このほど出馬を明らかにした新人は、自由民主党公認を目指す弁護士の守田文美(あやみ)さん(37)=栄町=▽公明党公認で岩崎宏健堂嘱託社員の柳瀬秀明さん(64)=藤光町=▽無所属で家庭教師の武居隆太郎さん(27)=旗岡=▽無所属で飲食店店員の近藤龍志(たつゆき)さん(34)=駅南=。(出馬表明順)

 守田さんは久保小、久保中、徳山高、立命館大法学部、同大学院卒。25歳で司法試験に合格した。現在は周南市平和通の弁護士法人リーガルジャパン徳山事務所の所長。法律知識を生かして市政刷新を訴えていく。

 柳瀬さんは山陽小野田市出身。下関中央工高、広島経済大卒。薬品卸売会社や薬局勤務を経て岩崎宏健堂の「クスリ岩崎チェーン」の13店舗で店長を務めた。今期で引退の公明党の高田悦子市議の跡を継ぐ。

 武居さんは下松小、下松中、華陵高、富山大経済学部卒。岡山県倉敷市の会社勤務を経て帰郷し、現在は国語と英語の家庭教師。27歳の行動力と、母子家庭に育った経験を生かして弱者に温かいまちづくりを訴える。

 近藤さんは横浜市鶴見区出身。川崎市の住吉高、国士舘大政経学部卒。県外の呉服店やカフェ経営会社勤務を経て昨年6月に下松市に転入し、駅南の飲食店「福春波男」に勤務。転入者の視点で新しいまちづくりを訴える。

守田氏

柳瀬氏

武居氏

近藤氏

現職陣営、うかうかできず

 現職19議員(欠員1)のうち引退が明らかなのは、新生クラブの阿武一治議員▽公明党の高田悦子議員の2人。残る17議員の大半は続投すると見られるが、複数議員の引退説もささやかれており、先行きは不透明だ。

 政党や労働組合推薦の議員の行方も注目される。公明党はすでに現職、新人各1人の擁立を決めたが、現有2議席の日本共産党はいまの顔ぶれでの続投か新旧交代かの結論が出ていない。幸福実現党は現職続投が濃厚だ。

 現職1人を抱える日立製作所労組笠戸支部は「現職の続投か交代か、擁立自体をどうするかを決めていない」という。現職議員が任期中に病気で辞職した中国電力労組は、後任擁立の動きはない。

 新人の大量出馬が見込まれることで、受けて立つ現職陣営の動きも活発化しそうで、春先にかけて目が離せない状況が続きそうだ。